夏は狭山ヶ丘、秋は昌平とともに初優勝だった埼玉は新時代へ突入!
優勝を飾った昌平
2020年。
埼玉は新時代に入ったと思わせる1年だった。
まず夏の決勝戦は狭山ヶ丘と昌平の対決。そして秋の決勝戦は昌平と細田学園の対決。夏優勝の狭山ヶ丘、秋優勝の昌平ともに初優勝だった。
埼玉私学トップに入る浦和学院、花咲徳栄、春日部共栄の3チームの実力が落ちたといわれればそうではない。浦和学院は全国各地から逸材が集結し、しっかりと能力を引き上げており、花咲徳栄にいたっては140キロ超えの投手を2人揃え、右打者、左打者ともにレベルが高い打者を擁する。
春日部共栄も準決勝まではすべてコールド勝ちの強力打線。この3校とも関東大会出場だけではなく、上位も狙えそうな戦力を揃えた中で、昌平は春日部共栄、細田学園は花咲徳栄を下した。かなり価値のある勝利であり、来年の埼玉は史上最も熾烈な激戦区になることが予想される。
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