花咲徳栄、作新学院…27日に敗退し、選抜が厳しい立場となった有力校たち
花咲徳栄・高安 悠斗
今年の秋季大会は全国でも有名校の敗退が目立つ。そして9月最後の日曜日となった27日も波乱があった。
■花咲徳栄 準々決勝 2vs3 細田学園
143キロ右腕・高安 悠斗、同じく140キロ超えの堀越啓太、さらに打線も上位下位に能力が高い打者がそろい、守備も安定。欠点が少ない花咲徳栄も準決勝を前に姿を消すこととなった。
細田学園の先発・飯吉 陽来の115キロ前後の速球とさらに遅いカーブに苦しめられ、わずか2得点に終わった。鹿野 亮太主将は、「自分たちの流れに持っていけなかった。(先発の飯吉に)タイミングを崩されていましたが、そこで対応しきれなかったのは自分たちの力不足です」と振り返った。こういう負けからどれだけ花咲徳栄を強くすることができるか。
■作新学院 準決勝 2対3 石橋
なんと公立校の石橋に1点差敗退。2年続けて関東大会出場なしとなった。ただ夏には強い作新学院。チームをどう立て直していくか。ただ栃木県もほかのチームが着々と実力をつけており、来年の栃木は激しい戦いとなりそうだ。