専大松戸が延長16回タイブレークの激戦制す!千葉学芸を下して4強へ
延長16回サヨナラ勝ちを収めた専大松戸
千葉県野球場で行われた秋季千葉県大会。千葉学芸と専大松戸の準々決勝は、延長に及ぶ激戦となった。
3回表に相手のミスから先制点を挙げた専大松戸だが、千葉学芸も5回表に押し出し四球で同点に追いつく。
その後は専大松戸の深沢鳳介、千葉学芸の北田悠斗の両投手の好投により、試合は延長戦に突入した。
だが、延長に入ってからも互いに譲らないへ。
延長13回からタイブレークに入り、13回に3点ずつ、14回には1点ずつ、そして15回にも1点づつ取り合い、激しいつばぜり合いが続いた。
決着は延長16回に訪れた。
6対6で迎えた16回裏、専大松戸は一死満塁のチャンスを作り打席には9番・石神遥樹。
持丸「一番自信のあるものをやれ」という指示が出ていたという石神。三塁ランナーにスクイズの合図を送り、2球目を見事に決めて7対6のサヨナラ勝ち。
激戦を制した専大松戸がベスト4進出を決めた。
試合後、持丸監督は「疲れました」と苦笑い。
それでも選手たちの戦いぶりに話しが及ぶと「こうして勝っていけばだんだん強くなる」と話し、次戦に向けても気持ちを新たにした。
(記事=栗崎祐太朗)