森木 大智(高知2年)自己最速153キロ&先頭打者アーチで準決勝へ!
森木 大智※写真は高知追手前戦より
森木 大智(高知2年)自己最速153キロをマーク。2020年9月26日(土)・高知県高知市の高知県立春野運動公園野球場で開催された「第73回秋季四国地区高等学校野球大会高知県予選」準々決勝・岡豊戦に「1番・投手」として先発登板した最速150キロ右腕・森木 大智は、1回表に最速149キロを出して2三振を奪うと、その裏に先頭打者として2球目を右中間に運ぶ先制アーチ。
「この1週間出力を出すトレーニングを続けてきた成果が出た」(濵口 佳久監督)逆方向への一発により完全に手ごたえをつかんだ、森木は、続く2回表に高知県高校球児としてはじめて春野総合運動公園のスコアボードに自身でも最速となる「151キロ」をマーク。最終的には最速153キロを出し8回を投げ打者30人に対し被安打3・奪三振11・四死球2での無失点。高知の8回コールド7対0の勝利に大きく貢献し、地元開催の「第73回秋季四国地区高等学校大会」出場権獲得に王手をかける準決勝進出を決めた。
試合後、「高校野球ドットコム」の独占電話取材に応じた指揮官は森木について「トレーニングをやったことで投打に軸がぶれない形ができた。ここからの2週間をうまく調整して準決勝・決勝戦ではもう一段階上げた姿で臨ませたい」とコメント。高知中時代の150キロを超え、さらにスケールアップを続ける豪腕のこれからがますます楽しみになってきた。
取材=寺下 友徳