1軍デビューへ研鑽重ねるスタメン候補・水谷瞬(石見智翠館出身)が2軍で猛アピール!
石見智翠館時代の水谷瞬
シーズンは佳境に突入しているプロ野球。各選手が残された試合に全力を注いでいる中で若手も決死のアピールが続く。パ・リーグで首位を走る福岡ソフトバンクの2軍で研鑽を重ねるプロ2年目の若手・水谷瞬(石見智翠館出身)もその中の1人だ。
21試合に出場している水谷の成績は以下の通りだ。
32打数11安打、打率.344、打点7、本塁打3、出塁率.382、長打率.719、OPS1.101(データは9月13日)
出場試合数、打席数ともに少ないが、OPS1.101は確かな結果を残しているといっていい。ドラフト時に比べると体重が99キロにと10キロ近くの増量に成功しており、力強さが出てきた。その結果、フォームの中で大きなテイクバックをとるなどの反動を使うことなくバットを振れている。
元々石見智翠館時代からコンパクトな構えから思い切よりバットを振っているのが印象的だった水谷。プロの世界でも決して大振りになることなく、シャープなスイングは健在だが、身体が強くなったことでボールに伝えられる力は大きくなっている。長打率7割越えとなっているが、これが関係していることが考えられる。
常勝軍団の新たなスター候補の1軍デビューを心待ちにしたい。