8月は防御率0.00!清水達也(花咲徳栄出身)が安定のピッチング見せる!
清水達也
今年も好投手を揃えて激戦区・埼玉県の頂点を目指して秋の大会を戦っている花咲徳栄。2017年には夏の甲子園を制したが、その時の優勝投手と言えば中日の3年目右腕・清水達也だ。
10日に8月のスカパーファームMVP賞を受賞したことが報じられた。実際に8月の成績だけを見ると、4試合、20.1回を投げて奪三振13、被安打10、与四死球9、自責点0、防御率0.00という安定した数字を残している。
シーズンを通じてみると、下記のような成績が残っている。
2勝2敗 防御率1.41
8試合登板、32回、打者130人、被安打22、与四死球13、奪三振25、自責点5
勝ち星はついてきていないが、防御率1点台はしっかりと結果を残している。今シーズンは1軍での登板はまだないが、引き続き2軍でのアピールが続くことになりそうだ。
甲子園の時と現在のフォームの比較をすると、腕の位置を少し下げたように見えるが、テイクバックからリリースまでの動きが大きくなり、スムーズに動き出していることがわかった。その結果、下半身の動きに合わせて上半身を上手く連動して使えており、力を逃がすことなくボールに伝えられていることが考えられる。
2018年、2019年と毎年1軍のマウンドに登り続けている清水。プレーオフは今シーズンないが、チームは現在2.5ゲーム差で4位につけており、Aクラス入りが手の届くところに来ている。そんな1軍に勢いを与えるような投球を見られる日を楽しみに待ちたい。