現役引退を決意した藤川球児をはじめとした現役の松坂世代の選手たちの現在
藤川球児
「火の玉」ストレートと称された伸びのある真っすぐを武器に、主にクローザーとして活躍してきた藤川球児投手が31日、今シーズン限りで現役引退することが球団を通じて発表された。
名球会入りの条件の1つである通算250セーブまで残り5つと迫っているが、ケガの影響で現在は戦線離脱中。1日でも早い復帰を願うばかりだが、これで松坂世代から、また1人ユニフォームを脱ぐこととなった。
藤川を除き、2020年シーズンも現役を続けている松坂世代は以下の4名だ。
松坂大輔(横浜-埼玉西武)
1軍登板なし
久保裕也(沖学園-東北楽天)
5試合登板 1勝1ホールド
渡辺直人(牛久-東北楽天)
1軍出場なし
和田毅(浜田-福岡ソフトバンク)
9試合登板 4勝1敗
世代を代表する松坂は今シーズンから西武へ復帰。オープン戦のマウンドにも挙がったが、開幕から2軍での生活が続いているのが現状だ。1軍のマウンドに上がる姿を楽しみに待ちたい。
東北楽天は久保と渡辺の2人が在籍。渡辺は開幕1軍の座を掴んだが、現在は2軍。久保も現在は2軍だが、7月29日に1軍登録されると、5試合に登板して1勝を挙げる活躍を見せている。
そして福岡ソフトバンクの和田はここまで9試合で4勝と結果を残している。2度の1軍登録抹消となっているものの、キッチリと結果を出して首位を走るチームを支えている。
藤川は11試合に登板して1勝3敗1ホールド3セーブと、同期の中でも結果を残している。それだけに現役引退は驚きでもあるが、ケガから復帰して藤川が再び甲子園でマウンドで躍動するのを楽しみに待ちたい。
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