昨夏の甲子園決勝カードは履正社に軍配。星稜はエース・岩崎 峻典を打ち崩せず
エース・岩崎 峻典(履正社) ※写真は2019年秋季近畿大会より
昨夏の甲子園の決勝で対戦した履正社と星稜が再び甲子園で対決。試合は序盤の攻防が明暗を分けた。
先攻を獲った履正社は初回、1番・池田凛が内野安打で出塁。すると2番・中田陽志の時はエンドランが成功。そこに相手守備のミスがあって先取点を奪った。その後、5番・大西 蓮の併殺崩れで2点を奪うと、2回には3番・小深田 大地のタイムリーなどで一挙6得点を奪い、8対0とする。
履正社先発・岩崎 峻典はカットボールを軸に星稜打線を翻弄。3回に星稜・中田 達也の犠牲フライで1点を失ったが、安定した投球を披露。星稜に反撃の隙を与えない。
8対1で迎えた7回に1点、9回にも1点を加えた履正社。エース・岩崎が9回まで投げ抜いてゲームセット。10対1で履正社が勝利した。