昨年、東東京4強の上野学園が3回戦へ!エースの田崎が7回無失点の好投
先発・田崎清然(上野学園)
序盤に流れを掴んだ上野学園が2回戦を突破した。
3回に相手のミスから1点を先制した上野学園は、続く4回にも二死二、三塁から1番・土肥虎太郎がスクイズを決めて追加点。さらに相手守備が乱れる間に二塁ランナーもホームへ生還し、早くも試合の主導権を掴んだ。
上野学園の先発は背番号1の田崎清然。オーバーハンドから、力のある直球と緩いカーブの投げ分ける投球が魅力の右腕だ。
上野学園と言えば、昨年の東東京大会ベスト8進出の原動力となった赤坂諒が記憶に新しいが、安定感や間合いなどトータルの面で見れば田崎も見劣りしない投手だ。
直球だけでなく緩急も上手く使い、ランナーを出しても動じずに後続を打ち取っていき、スコアボードに「0」を並べていった。
田崎の好投でさらに勢いを増した上野学園は、4本のタイムリーヒットを浴びせて一挙5得点。7回にも1番・土肥にランニングホームランが飛び出し、試合はそのまま11対0で上野学園が勝利した。
2020年夏季東東京都高等学校野球大会
2020年夏季西東京都高等学校野球大会