異例の9回タイブレーク。都立農産が激戦を制して2回戦へ
激戦を制した都立農産
都立農産と大山・蒲田・立花・六郷工科の連合チームの試合は、異例の9回タイブレークでの激戦となった。
序盤からめまぐるしく得点を重ねた両チーム。10対5で迎えた8回裏、大山・蒲田・立花・六郷工科の連合チームは1点を返して、なおも一死満塁の場面で、3番・鈴木尊がセンターへのランニング本塁打を放ち同点に追いつく。
試合は10対10の同点で9回を迎えたが、今大会の特別ルール「ゲームは2時間20分を超えて新しいイニングに入らない」に則り、延長10回を待たずにタイブレークに突入した。
9回表を無得点に抑えた都立農産は、9回裏に無死満塁から6番・津田航平がサヨナラのスクイズを決める。
雨天による2度の中断もあり計3時間31分にも及んだ激戦は、11対10で都立農産が勝利して2回戦進出を決めた。
記事=栗崎 祐太朗
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