決勝は盛岡大附vs一関学院!岩手県の独自大会の決勝カード決まる!
雨の影響でいくつかの地区では順延となっている中、岩手県では23日に準決勝2試合が行われ、盛岡大附と一関学院が決勝戦へコマを進めた。
第1試合には花巻東と盛岡大附の名門同士の初回から動く。盛岡大附は初回、ランナーを1人置いたところから、2番に座る2年生・渡邊がインコースへの変化球を上手くすくい上げて先制ツーラン。さらに2回にも1点を追加して3対0と盛岡大附が主導権を握った。
5回には中押しの1点でリードを広げると、守っては先発の石井、大久保の2人のリレー。終盤に花巻東打線の追撃を受けるも、何とか逃げ切った盛岡大附が決勝戦へコマを進めた。一方、花巻東は夏3連覇はあと少しで逃す結果となった。
2試合目は一関学院と高田の対戦。後攻の一関学院は2回にスクイズから先取点を奪うと、3回に2番・佐々木が高田先発・佐藤の143キロのアウトローの真っすぐを逆方向へ運ぶ一発。2対0と序盤は一関学院が主導権を握る。
一方の高田は5回に1点を返すと、6回には3番・熊谷のタイムリーで同点に追いつき、そのまま延長戦へ突入。
手に汗握る白熱の試合は12回では決着がつかず13回からタイブレークへ。先攻の高田は1点を奪って一時勝ち越しに成功したが、後攻の一関学院が一死満塁から死球で同点。そして4番・坂本がセンター頭上を超えるサヨナラ打で勝利。盛岡大附の待つ決勝戦へ勝ち上がった。
◇7月23日の試合結果
◇7月25日の試合予定【岩手】