奥川恭伸と黒川史陽、高校野球ファン待望の対決は奥川に軍配が上がる
高校時代の黒川史陽と奥川恭伸
7月20日、東北で高校野球ファンがワクワクする対決があった。
東京ヤクルト1位の奥川恭伸(星稜出身)が東北楽天との二軍戦先発のため、宮城へ遠征していた。
そこで、東北楽天2位・黒川史陽(智弁和歌山出身)との対決が実現した。
まず第1打席は1回裏に実現し、5球目のストレートを打って良い当たりの二ゴロ、そして第2打席は自慢の縦スライダーで空振り三振を奪う快投で、奥川に軍配が上がった。
奥川は二軍戦で4試合を投げ、6.2回を投げ、9奪三振。今回の楽天戦で3失点を喫し、防御率4.05と悪化してしまったが、四死球ともに0。コントロールの良さは相変わらず抜群で、二軍戦でイニング数も増えていけば、防御率もすぐに3点台、2点台になるのではないだろうか。
黒川は10試合で37打数8安打、打率.216、4打点とまずまずの打撃成績だ。今後もイースタン・リーグで対決は実現するのか、注目していきたい。
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