菅原、上野、菅谷の3枚看板が出場!2012年夏に甲子園出場を果たした福井工大福井ナインのその後
高校時代の上野 幸己
全国で独自大会が続々と開幕し、ようやく高校野球界にとって明るい話題が湧き上がっている。そこで、ここではこれまで甲子園を盛り上げたチームと選手を振り返り、彼らのその後を追っていく。
今回は、2012年夏に甲子園出場を果たした福井工大福井ナインのその後を紹介する。
投手 菅原 秀 3年(大阪体育大-東北楽天)2016年4位
投手 上野 幸己 3年(関西国際大-日本製鉄東海REX)
投手 菅谷 潤哉 3年(帝塚山大-BC武蔵-BC富山)
内野手 藤村 凌 3年(びわこ成蹊スポーツ大-ミキハウス)
内野手 上田 哲平 3年(関西国際大-日本製鉄広畑)
内野手 馬場 稔樹 3年(天理大)
外野手 大崎 圭将 3年(大阪産業大)
外野手 澤田 匡士志 2年(帝塚山大)
外野手 山本 剛史 2年(福井工業大)
エース・菅原 秀は大阪体育大を経て、2016年に東北楽天に4位指名を受け入団。ルーキーイヤーの2017年には、主に救援投手として29試合に登板。昨季は先発8試合を含む9試合に登板。シーズン終了後には右肘の手術を行い今季は万全な状態での復帰を目指す。
投手の菅谷 潤哉は帝塚山大に進学し、大学通算11試合に登板。2勝2敗、防御率4.61を記録した。大学卒業後はルートインBCリーグの武蔵ヒートベアーズに入団。1年目かた救援投手として30試合に登板した。独立2年目の2018年からは富山GRNサンダーバーズでプレー。37試合に登板し9セーブを挙げ、後期地区優勝に大きく貢献した。今季で4年目を迎え、独立日本一を目指す。
背番号11の左腕・上野 幸己は関西国際大を経て日本製鉄東海REXに進む。社会人1年目から公式戦での登板を果たし、都市対抗の舞台も経験した。
2番・遊撃手の藤村 凌はびわこ成蹊スポーツ大を経て、昨年までミキハウスでプレー。3番・三塁手の上田 哲平は関西国際大を経て、日本製鉄広畑に進み、副主将を務めている。
高校野球引退後もそれぞれの舞台で活躍を続ける2012年の福井工大福井ナインたち。今後の活躍にも注目していきたい。
※記事の掲載者、掲載者の現所属、記録の事実につきましては報道各社発表の新聞記事、各野球連盟が発表する大会記録、各チームの所属調査、関係者取材により確認ができたものより掲載をしております。そのため、この情報が全ての情報ではなく、情報の一部となりますことご了承ください。
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