木製バットで臨む選手も!明日開幕の京都独自大会はプロ注目の4人のスラッガーの勇姿に注目
左から山下航汰(京都外大西)、釣寿生(京都国際)、奥村真大(龍谷大平安)、早真之介(京都国際)
7月11日、京都独自大会が開幕する。ドラフトマニアとして絶対に押さえてないといけない地域である。というのは大会前にプロ注目のスラッガー4名おり、なおかつメディアを通してプロ志望を公言している選手がいるということだ。
まず龍谷大平安の奥村真大。兄は東京ヤクルトの奥村展征で、兄に負けない野球センスの高さを持っている。強烈に巻き込んで打つスタイルで長打を量産し、大舞台でも勝負強さを発揮してきた。三塁守備も下級生時代より安定しており、体作りにも取り組み、80キロに増量した。飛び抜けたポテンシャルを持った選手ではないが、勝負強さ、スター性を秘めた逸材として活躍を期待したい。
京都国際の釣寿生、早真之介の2人もプロ志望を表明している。釣は昨年までの時点で高校通算25本塁打を誇る強肩強打の捕手だ。京都国際の3年間で、スローイング、キャッチング、インサイドワークに磨きをかけてきた。早は昨年までに高校通算27本塁打を記録しており、シャープな打球を飛ばす左の強打者。また投手としても140キロ近い速球を投げる強肩を持っており、潜在能力の高さは全国レベルだ。
プロ注目のスラッガー・18152は高校通算35本塁打を誇り、今大会は木製バットで臨む。練習試合から金属バットで打席に立っていれば、もっと増えていたかもしれないが、将来を見据えて木製バットで試合に臨む姿勢は素晴らしい。
実力も志も高いスラッガー4名のパフォーマンスに注目だ。
■大会・日程
2020年 令和2年度夏季京都府高等学校野球ブロック大会
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