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七夕(7月7日)に起きた履正社若手コンビの活躍。寺島成輝はプロ初勝利、安田尚憲は今季初本塁打!

2020.07.08

七夕(7月7日)に起きた履正社若手コンビの活躍。寺島成輝はプロ初勝利、安田尚憲は今季初本塁打! | 高校野球ドットコム
高校時代の安田尚憲と寺島成輝

 2019年に初めて日本一に輝いた履正社。大阪のライバル・大阪桐蔭と毎年熱戦を繰り広げる超名門校から現在8名のプロ野球選手が現役でプレーをしている。その中でも7日に活躍したのが、2017年卒の寺島成輝と2018年卒の安田尚憲の2人だ。

 2016年のドラフトで東京ヤクルトスワローズにドラフト1位で入団した寺島投手。ルーキーイヤーとなる2017年から毎年1軍での登板機会を得ていたものの、1軍での勝利をなかなかつかめていなかった。

 しかし2020年は開幕戦から1軍入りをすると、5日までに5度登板するなどリリーフとしてポジションを確保しつつあった。

 そして7日の中日戦では6番手で登板して1回投げて打者4人を抑えるピッチング。その後、味方が勝ち越して寺島に勝ちが転がり込んだ。嬉しい1軍での初勝利を掴み、ここからの活躍にさらに期待が高まる。

 そして寺島の1学年の下になる安田もプロ3年目で初の開幕1軍スタートを切ったものの、5日の試合終了時点では打率は1割を切っており思うような結果を残せず。1軍のレベルに苦戦を強いられていたものの、7日の埼玉西武ライオンズ戦で7番指名打者でスタメン出場を果たす。

 すると、6回の第3打席に高橋光成前橋育英出身)からライトスタンドに飛び込むホームランを放つ。今シーズン初ホームランは、2018年以来となり、1軍では通算2本目のホームランとなった。これで埼玉西武を突き放し、チームの勝利に貢献した。

 今シーズンは履正社の先輩であるT-岡田がリーグ2位の16打点をマークするなど好調であることをアピール。またファームではルーキーの井上広大が活躍するなど、履正社OBが力を発揮している。寺島、安田も勢いに乗って一気にブレークすることを今後期待したい。

(記事=田中 裕毅

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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