昨秋の神宮大会王者・中京大中京が8回コールド勝ち発進!公式戦無敗はまだ続く
先制タイムリーを放った印出太一(*写真は2019年神宮大会時)
7月4日、愛知独自大会が開幕。計5会場が全試合中止、小牧は2~3試合目が中止、熱田球場は第3試合目が中止となったが、人工芝の瑞穂球場では無事に3試合が行われた。
瑞穂の第3試合に登場した中京大中京は、名南工と対戦し、7対0の8回コールド勝ちを決めた。
1回裏、二死三塁から4番印出太一の適時打で1点を先制するが、名南工の先発・武藤翔輝の角度のある直球、曲がりが大きい変化球のコンビネーションに苦しみ、なかなか突き放すことができない。
5回裏、相手の暴投で貴重な1点を加えると、5番・吉田周平の適時三塁打で1点を追加。そして8回裏に武藤を攻め立て、最後は中嶌優の中犠飛でサヨナラ勝ちを決めた。
エース・高橋宏斗、左腕・松島元希は登板せず、奥村 勇翔、望月崇斗の両左腕が無失点の好投リレーを見せた。
名南工は試合に敗れたが、エースの武藤の工夫の凝らした投球は見事で、将来性の高さを感じさせる投球だった。
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