本日、東京都独自大会抽選会！早実、日大三、帝京など過去3年の初戦は苦戦が多い！？

杉崎成（東海大菅生）

7月4日、東京の独自大会の組み合わせ抽選が行われる。

　今回は東京を代表する名門校といえば、関東一、帝京、二松学舎大附、早稲田実、日大三、東海大菅生の6校である。この6校の過去3年の初戦の結果を振り返っていきたい。

　東東京　関東一
2017年　3回戦　9対6　都立雪谷
2018年　3回戦　1対0　攻玉社
2019年　3回戦　14対0　都立葛飾野

東東京　帝京
2017年　3回戦　5対2　立教池袋
2018年　3回戦　9対0　海城
2019年　3回戦　3対0　実践学園

東東京　二松学舎大附
2017年　3回戦　7対4　多摩大目黒
2018年　3回戦　8対5　都立王子総合
2019年　3回戦　1対2　修徳

西東京　早稲田実業
2017年　3回戦　9対2　都立南平
2018年　3回戦　11対3　早大学院
2019年　3回戦　6対0　都立小平西

西東京　東海大菅生
2017年　3回戦　3対2　桐朋
2018年　3回戦　10対0　都立小平西
2019年　3回戦　13対3　中大杉並

西東京　日大三
2017年　3回戦　11対8　國學院久我山
2018年　3回戦　7対4　都立杉並
2019年　3回戦　4対1　桐朋

　こうしてスコアを並べてみると、ほとんどが苦戦をしている。中でも最も苦戦をしているのが、日大三。2017年はいきなり2点を先制されたが、逆転に成功し、9回に5点を入れ、11対4と突き放しに成功したが、その裏に4点を取られ、ヒヤヒヤの勝利。甲子園ベスト4まで勝ち進んだ2018年は都立杉並に2回まで3点を先行され、4回裏に同点に追いついたものの、6回表に勝ち越され、その裏に逆転に成功したものの、計5投手を投入する試合展開だった。そして2019年も5回まで1対0と自慢の打線が苦しみ、最終的に4対1で勝利したものの、コールド勝ちした試合が1つもない。

　そして二松学舎大附については2018年の都立王子総合戦については6回表まで1対4とリードされる展開だった。6回裏に7点を入れて逆転に成功。2019年は強豪・修徳と対戦し、惜しくも初戦敗退に終わっており、やはり初戦はどの学校も厳しい戦いになることが分かる。

　今年にいたっては半年以上も公式戦を経験していない。かなり不慣れなところがあるはず。いきなり強豪校同士の戦いになれば、シーソーゲームが期待できそうだ。

　果たして強豪校はどのチームと対戦するのか？どのブロックに入るのか？注目が集まる。

2020年夏季東東京都高等学校野球大会
2020年夏季西東京都高等学校野球大会

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