石川慎吾(巨人)らが出場!2011年に甲子園初出場を成し遂げた東大阪大柏原ナインのその後を紹介
高校時代の石川慎吾(現読売)
夏の甲子園、今春開催予定だった選抜大会の代替大会が続々と決定するなど、ようやく高校野球界にとって明るい話題が湧き上がっている。そこで、ここではこれまで甲子園を盛り上げたチームと選手を振り返り、彼らのその後を追っていく。
今回は、大阪大会決勝戦で大阪桐蔭をサヨナラ勝利で制し甲子園初出場を成し遂げた2011年の東大阪大柏原ナインのその後を紹介する。
投手 福山 純平 2年(JR西日本)2015年まで
投手 花本 元紀 3年(奈良学園大)
捕手 松浪 遼 3年(OBC高島)
内野手 末武 雄貴 2年(近畿大-日本製紙石巻)
内野手 花本 太紀 3年(創価大-大阪ガス)
内野手 西田 尚寛 3年(関西大-三菱重工名古屋)
内野手 中河 大介 3年(大阪産業大)
外野手 望月 涼太 1年(九州共立大-東芝)
外野手 石川 慎吾 3年(北海道日本ハム-読売)2011年3年
外野手 泉 駿吾 3年(阪南大-06Bulls)
この中で4番の石川 慎吾が高卒でプロ入りを果たす。
高校通算55号を誇る主将の石川はドラフト3位で北海道日本ハムに入団。2017年に読売に移籍し、昨シーズンはマジック20を点灯させる代打サヨナラ2ランを放ち、リーグ優勝に大きく貢献。パンチ力のある打撃から「ダイナマイト・シンゴ」の愛称でファンから親しまれている。
そして、5名が現在も社会人野球の舞台で現役としてプレー。
1年生で1番・左翼手としてスタメンを張った望月 涼太は九州共立大に進学。大学通算110安打を放ち、在学中2度のリーグベストナインに選出された。大学卒業後は東芝に進み、社会人1年目で日本選手権に出場。準々決勝の日本製鉄広畑戦では2安打を放ち、ベスト4進出に貢献した。
1回戦・至学館戦では本塁打を放った3番・遊撃手の花本 太紀は創価大に進学。1年春からリーグ戦に出場し、通算61試合に出場。打率.277、53安打、1本塁打、29打点を記録し、3年春・4年秋にリーグベストナインに選出される。現在は大阪ガスでプレー。また、投手で奈良学園大に進学した花本 元紀は双子の兄で、兄弟揃って甲子園でプレーした。
関西大に進学した5番・三塁手の西田 尚寛は、3年秋のリーグ戦で打率.429を残し首位打者を獲得。同大42年ぶりの明治神宮大会出場に大きく貢献した。大学卒業後は三菱重工名古屋に進み、現在もプレー。
2番・一塁手の末武 雄貴は近畿大を経て、現在は日本製紙石巻で、捕手の松浪 遼はOBC高島で現在もプレーする。
読売の石川を筆頭に、まだまだ第一線で活躍を続ける2011年の東大阪大柏原ナインたち。今後の活躍にも注目していきたい。
※記事の掲載者、掲載者の現所属、記録の事実につきましては報道各社発表の新聞記事、各野球連盟が発表する大会記録、各チームの所属調査、関係者取材により確認ができたものより掲載をしております。そのため、この情報が全ての情報ではなく、情報の一部となりますことご了承ください。
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