故尾藤氏の長男・強監督が就任1年目で29年ぶりに夏の甲子園に出場した2013年の箕島戦士たちのその後
高校時代の中西 玲人、須佐見 将馬、森下 雄斗
夏の甲子園、今春開催予定だった選抜大会の代替大会が続々と決定するなど、ようやく高校野球界にとって明るい話題が湧き上がっている。そこで、ここではこれまで甲子園を盛り上げたチームと選手を振り返り、彼らのその後を追っていく。
今回は2013年、故尾藤公元監督の長男・強監督が就任1年目で29年ぶりに夏の甲子園に出場した箕島ナインのその後を紹介する。
投手 須佐見 将馬 3年(立正大)
捕手 権城 秀胤 3年(関西国際大)
捕手 中尾 有希 2年(青森大)
内野手 揚戸 涼太 3年(桐蔭横浜大)
内野手 中西 玲人 3年(奈良学園大-伯和ビクトリーズ)
内野手 泉 宏武 2年(東北福祉大-ニデック)
内野手 村田 卓海 3年(金沢学院大)
外野手 森下 雄斗 3年(ルネス紅葉スポーツ柔整専門学校-和歌山箕島球友会)
外野手 山下 拓馬 3年(桐蔭横浜大)
外野手 上野 弘貴 3年(追手門学院大)
県大会では背番号10だった須佐見 将馬は決勝南部戦で9回を5安打1失点の好投で29年ぶりの夏の甲子園出場に貢献。高校卒業後は立正大に進む。
1番・中堅手で1回戦の日川戦では5回に三塁打を放ち2点目のホームを踏んだ森下 雄斗はルネス紅葉スポーツ柔整専門学校を経て主に箕島OBで構成されている県内唯一の社会人野球チーム・和歌山箕島球友会(現マツゲン箕島硬式野球部)に入部し2018年までプレーした。
6番・二塁手の泉 宏武は東北福祉大に進学。4年時には全日本大学野球選手権優勝を経験。同じ和歌山出身の津森 宥紀(和歌山東出身)らとともにプレーした。大学卒業後はニデックに進む。
奈良学園大に進学した3番・遊撃手の中西 玲人は、3年時に6番・セカンドとして出場した全日本大学野球選手権ではベスト4入りに貢献。社会人では伯和ビクトリーズに進み現在もプレーする。
高校野球引退後もそれぞれの舞台で活躍を続ける2013年の箕島ナインたち。今後の活躍にも期待したい。
※記事の掲載者、掲載者の現所属、記録の事実につきましては報道各社発表の新聞記事、各野球連盟が発表する大会記録、各チームの所属調査、関係者取材により確認ができたものより掲載をしております。そのため、この情報が全ての情報ではなく、情報の一部となりますことご了承ください。
関連記事
◆エース・今井、好打者・長野など2014年の夏を盛り上げた三重高校準優勝メンバーのその後
◆堂林や磯村ら 2009年中京大中京の全国制覇メンバーたちのその後
◆横尾、高山など2011年甲子園優勝・日大三ナインの現在地