7連勝中の千葉ロッテが山本由伸を攻略!荻野貴司が魅せた超一流の走塁
荻野貴司(千葉ロッテ)*写真は2018年取材時
現在、12球団で最も勢いに乗っているのが千葉ロッテだ。現在、開幕8試合を終えて、7勝1敗と7連勝中。
そしてNPBナンバーワンピッチャーの座を狙う山本由伸(都城出身)相手にも、28日、4回裏に4点目を挙げ、逆転するなど強さを見せている。
今年の千葉ロッテ打線の強みといえば、ボール球を振らない、機動力を絡める。27日まで両リーグトップの12盗塁を記録しているが、走塁のキーマン・荻野貴司(郡山出身)が存在感を示している。
ここまでの8試合、打率.344、出塁率.417、リーグトップの5盗塁を記録しているが、山本相手にも屈することはなかった。
3回裏、先頭打者となった荻野は二塁打を放ち、一死一、三塁の場面で自慢の俊足を発揮する。
打者・清田育宏(市立柏出身)の遊ゴロに対し、全力疾走に駆け込み、本塁に生還。同点に追いついた。清田が打ってから本塁に生還するまでのタイムを測ると、2秒90。いくら前進守備を敷いていても刺すことは難しい。それだけ荻野のスタート、走塁はずば抜けており、まさに一流のプレーを見せてくれた。
5回裏でも安打を記録し、今シーズン13安打目を記録した荻野。この勢いを1年間、持続できるか、注目だ。
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