News

大谷翔平が出場!2012年選抜に出場した花巻東ナインのその後は?

2020.07.01

大谷翔平が出場!2012年選抜に出場した花巻東ナインのその後は? | 高校野球ドットコム
高校時代の岸里 亮佑、大谷 翔平、小原 大樹

 夏の甲子園、今春開催予定だった選抜大会の代替大会が続々と決定するなど、ようやく高校野球界にとって明るい話題が湧き上がっている。そこで、ここではこれまで甲子園を盛り上げたチームと選手を振り返り、彼らのその後を追っていく。

 今回は2012年春、大谷翔平を擁し選抜出場を果たした花巻東ナインのその後を紹介する。

1 大谷 翔平 3年(北海道日本ハム-エンゼルス)2012年1位
2 佐々木 隆貴 3年(日本大)
3 高橋 翔飛 3年(トヨタ自動車東日本)
4 大澤 永貴 3年(筑波大-トヨタ自動車東日本)
5 後藤 湧大 3年(青森大)
6 太田 知将 3年(東海大)
7 大向 優司 3年(愛知学泉大)
8 岸里 亮佑 2年(北海道日本ハム-琉球ブルーオーシャンズ)2013年7位
9 田中 大樹 3年(同志社大)
10 小原 大樹 3年(慶應大-日本製紙石巻-徳島インディゴソックス)
11 佐々木 毅 3年(神奈川大-タンガロイ)
12 木村 隼 3年(富士大<準硬式>)
13 高橋 恒 3年(青森大-福島ホープス)
14 千葉 峻太 3年(関東学院大)
15 山根 大幸 3年(東海大北海道-日本生命)
16 皆川 清司 3年(国士舘大<準硬式>)
17 古水 将寛 3年(盛岡大)
18 泉澤 直樹 2年(神奈川大-信越硬式野球クラブ)
19 鹿糠 俊輝 2年(関東学院大)
20 山下 駿人 2年(國學院大)
21 小向 宏樹 3年(盛岡大)
22 中里 優介 2年(トヨタ自動車東日本)

 大谷 翔平の他に、岸里 亮佑がNPB入りを果たす。岸里は3年時には背番号1を付けたが、主に3番・左翼手で試合に出場。大谷の1年後に北海道日本ハムに7位指名を受けプロ入りを果たした。1年目の2014年にはイ・リーグ全試合出場を果たし、打率.248、3本塁打、13盗塁を記録。2018年にはU23日本代表を経験するも、その後2年間一軍出場はなく、2019年オフに戦力外通告を受ける。同年12月に新設・琉球ブルーオーシャンズへの入団が決まり、今季から新天地・沖縄でNPB復帰を目指す。 

 そして大谷の2番手として活躍した左腕・小原 大樹は慶應大を経て日本製紙石巻に進む。3年間プレーした昨シーズンオフに、メジャー挑戦を決意し退社。渡米してトライアウトを受験するも、新型コロナウイルス感染拡大の影響で緊急帰国し、6月13日に徳島インディゴソックスと契約を決め、独立リーグから大谷の背中を追う。

 大谷の兄・龍太が所属するトヨタ自動車東日本に進んだ高橋 翔飛大澤 永貴中里 優介は現在もプレー。主に4番手として登板した山根 大幸は東海大北海道を経て、日本生命に入社。2018年には日本選手権、2019年には都市対抗で登板し、二大大会を経験し今年1月に引退を表明した。

 高校野球引退後もそれぞれの舞台で活躍を続ける2012年の花巻東ナインたち。これからの活躍にも注目していきたい。

※記事の掲載者、掲載者の現所属、記録の事実につきましては報道各社発表の新聞記事、各野球連盟が発表する大会記録、各チームの所属調査、関係者取材により確認ができたものより掲載をしております。そのため、この情報が全ての情報ではなく、情報の一部となりますことご了承ください。

関連記事
エース・今井、好打者・長野など2014年の夏を盛り上げた三重高校準優勝メンバーのその後
堂林や磯村ら 2009年中京大中京の全国制覇メンバーたちのその後
横尾、高山など2011年甲子園優勝・日大三ナインの現在地

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.04.22

【埼玉】花咲徳栄は伊奈学園と、昌平は正智深谷と初戦で対戦<春季県大会組み合わせ>

2024.04.22

【和歌山】智辯和歌山、田辺、和歌山東がベスト8入り<春季大会>

2024.04.23

【春季埼玉県大会】地区大会屈指の好カードは川口市立が浦和実を8回逆転で下し県大会へ!

2024.04.22

【春季愛知県大会】日本福祉大附が4点差をはね返して中部大一に逆転勝ち、ベスト8に進出

2024.04.22

【仙台六大学】東北高で4番を打った1年生・佐藤玲磨が決めた!東北工業大が“サヨナラ返し”

2024.04.17

仙台育英に”強気の”完投勝利したサウスポーに強力ライバル現る! 「心の緩みがあった」秋の悔しさでチーム内競争激化!【野球部訪問・東陵編②】

2024.04.21

【神奈川春季大会】慶応義塾が快勝でベスト8入り! 敗れた川崎総合科学も創部初シード権獲得で実りのある春に

2024.04.22

【埼玉】花咲徳栄は伊奈学園と、昌平は正智深谷と初戦で対戦<春季県大会組み合わせ>

2024.04.22

【和歌山】智辯和歌山、田辺、和歌山東がベスト8入り<春季大会>

2024.04.17

【兵庫】20日にセンバツ準優勝の報徳学園が春初戦!夏の第1シード、第2シードも出揃う予定!

2024.04.09

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.05

早稲田大にU-18日本代表3名が加入! 仙台育英、日大三、山梨学院、早大学院の主力や元プロの子息も!

2024.04.14

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.04.02

【東京】日大三、堀越がコールド発進、駒大高はサヨナラ勝ち<春季都大会>

2024.04.12

東大野球部の新入生に甲子園ベスト4左腕! 早実出身内野手は司法試験予備試験合格の秀才!