甲子園高校野球交流試合は延長10回からタイブレーク制に決定 組み合わせは7月8日決定
日本高等学校野球連盟(日本高野連)は17日、8月に阪神甲子園球場で開催される「2020年甲子園高校野球交流試合(仮称)」の第1回実行委員会を開き、10日の記者会見で検討するとしていた9回同点の場合の扱いを、「10回からタイブレーク制を採用する」と決めた。
ほかに7月18日に予定していた組み合わせ抽選会を7月8日17時に変更。実行委員長には日本高野連の八田英二会長が就任した。
また仮称だった大会名は「2020年甲子園高校野球交流試合」に正式決定した。
組み合わせ抽選日時の変更は、7月18日が土曜日のため、都道府県の独自大会が開催されていることを考慮。甲子園高校野球交流試合がお盆休みに開催されることもあり、交通手段の確保の点からも早めに組み合わせが決められることになった。抽選方法はオンラインで主将が参加できる形も検討中。
9回同点時に引き分けとせず、10回からタイブレーク制としたことについては、勝利校に校歌をホームプレート上で聞かせてあげたいなどの声が実行委員会で挙がったという。
校歌を演奏のみにするか斉唱もできるのかなどは、今後の実行委員会でも検討される予定。
次回の実行委員会は6月末に予定されている。
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