【奈良】硬式独自大会はトーナメント方式に決定
昨秋近畿大会を制した天理
奈良県高等学校野球連盟(奈良県高野連)は、開催を決めていた高校野球の県独自大会(硬式)の概要を発表した。
7月18日に開幕し、トーナメント方式で8月5日予定の決勝まで行われる。
奈良県高野連では、5月29日に1チーム1試合の対抗試合を7月11日から実施することを発表し、6月4日の加盟校連絡会で確認されていた。この発表が変わったことについては、「その後、6月15日から分散登校解除、部活動の全体練習開始、対外試合が可能になることが示され、各学校の行事予定が変更となり、7月後半における平日での試合設定が可能になりました。さらに多団体様のご厚意により、佐藤薬品スタジアムを8月上旬の3日間を確保することができました。以上のような状況の変化に伴って、相当数の試合設定が見込めることから、無観客を原則としたトーナメント方式での大会を決めました。高校球児の声に応える形となり、良かったと安堵をしています」と永井工仁会長が説明した。
7月11日開幕が18日開幕に変更された点については、県立校の期末考査の日程が考慮された。
試合間は通常の約25分から、倍の50分を設定。この間にダッグアウトなどの消毒作業を行う。
7月6日の抽選会には各校の主将と責任教師が出席。開会式が実施されないことから、抽選会の場で、希望者による抽選で選ばれた主将が選手宣誓をすることも明かされた。
以下は大会概要
名称:令和2年度奈良県高等学校夏季野球大会
主催:奈良県高等学校野球連盟
共催:奈良県教育委員会
後援:日本高等学校野球連盟・朝日新聞社
大会期間:7月18日(土)~8月5日(水)
(予備日 7月28日、31日、8月6日)
会場:佐藤薬品スタジアム
試合形式:トーナメント方式 (タイブレークは延長10回より導入)
ベンチ入り選手:20名以内 (3年生部員は全員選手登録可能で、試合毎に入れ替えが認められる)
抽選:7月6日(月) 参加校の主将と責任教師が出席
(昨秋県大会ベスト4の智辯学園、奈良大附、天理、奈良がシード)
観客:原則として無観客試合。ただし、登録外選手(1、2年生の控え部員)、3年生部員の保護者は可
保護者は3年生部員数×3名を最大人数にする(事前に入場できる保護者の名簿を作成)
開会式:実施しない(事前に希望を募り、抽選会時に選手宣誓あり)
試合開始予定時刻:3試合日(①8:30、②11:35、③14:40)
2試合日(①8:30、②15:00)
決勝 13:00