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畔上 翔(日大三)泉澤 涼太(習志野)など社会人でも活躍中!2011年夏の準々決勝を戦った日大三と習志野戦士のその後

2020.06.22

畔上 翔(日大三)泉澤 涼太(習志野)など社会人でも活躍中!2011年夏の準々決勝を戦った日大三と習志野戦士のその後 | 高校野球ドットコム
現在Honda鈴鹿の主将を務める畔上 翔(日大三)と明治安田生命でプレーする泉澤 涼太(習志野)

 2011年の夏、日大三が10年ぶり2度目の全国制覇を達成した第93回大会。この大会に出場した選手は現在どんな活躍をしているのだろうか。優勝校の日大三からは2016年のセ・リーグ新人王の高山 俊(現阪神)やプロ通算19本塁打を放っている横尾 俊建(現日ハム)がNPBで活躍中。その他には決勝戦で戦った光星学院からは当時2年の田村 龍弘(現ロッテ)、北條 史也(現阪神)がNPB入り。

 まだまだ多くの選手たちが第一線で奮闘を続ける第93回大会に出場した選手たち。今回は、準々決勝で戦った、日大三習志野戦士たちのその後をみていく。

【日大三】
投手 吉永 健太朗 3年(早稲田大-JR東日本)
捕手 鈴木 貴弘 3年(立教大-JR東日本)
内野手 横尾 俊建3年(慶應大-北海道日本ハム)2015年6位
内野手 菅沼 賢一 3年(日体大-Honda熊本)
内野手 金子 凌也 2年(法政大-Honda鈴鹿)
外野手 高山 俊 3年(明治大-阪神)2015年1位
外野手 畔上 翔 3年(法政大-Honda鈴鹿)
外野手 宮之原 健 3年(東京学芸大-BC福島-BC武蔵-BC埼玉)
外野手 谷口雄大3年(日体大)

【習志野】
投手 泉澤 涼太 3年(中央大-明治安田生命)
投手 在原 一稀3年(中央大-JFE東日本)
投手 木村 光彦2年(日本大-東京ガス)
投手 大野 駿2年(順天堂大)
投手 末松 克章3年(帝京大)
内野手 宮内 和也 3年(明治大-NTT東日本)
内野手 松山 大志 1年(日本大)
外野手 福山 慎吾(駒沢大)

 日大三ナインで今もなお現役で活躍中の選手は、NPB入りを果たした2名を入れて、5名。

 唯一2年生でスタメン出場を果たし全国制覇を経験した金子 凌也は法政大に進み、4年春には首位打者を獲得。Honda鈴鹿に進み、社会人日本代表を経験した1つ上の畔上 翔と高校から同じチームでプレーする。

 その畔上 翔は法政大時代、第100代主将を務め、4年秋季にはリーグ2位の打率.404を記録。進んだHonda鈴鹿でも主将を務める。

 控え選手だった宮之原 健は独立リーガーとして現在はBC埼玉でプレー。選手会会長に就任した昨シーズンは、自己最多の8本塁打、チーム最多の59打点を記録した。

 習志野ナインからは、4名が社会人野球の道に進む。

 エース・泉澤 涼太は進学した中央大の2年時に打者に転向し、4年春には外野手でベストナインに選出された。現在は明治安田生命でプレーし、昨年の都市対抗出場を決めたセガサミー戦では3者連続適時打の口火を切った。

 1回戦静岡戦で本盗を決めた1番宮内 和也はU18全日本代表を経験。進学した明治大では後は一つ上の糸原健斗(JX-ENEOS-阪神)、福田周平(NTT東日本-オリックス)の二遊間コンビの下プレー。彼らが抜けた4年春は全試合スタメン出場を果たす。卒業後はNTT東日本に進み入社2年目の2017年の都市対抗東京2次予選では最優秀選手に選出された。

 現在東京ガスでプレーする木村 光彦は日本大時代、4年秋にはMVP、最優秀投手、ベストナインのタイトルを獲得し優勝に貢献。

  実力者揃いの第93回大会の準々決勝を戦った両校ナインたち。今後の活躍にも注目していきたい。

※記事の掲載者、掲載者の現所属、記録の事実につきましては報道各社発表の新聞記事、各野球連盟が発表する大会記録、各チームの所属調査、関係者取材により確認ができたものより掲載をしております。そのため、この情報が全ての情報ではなく、情報の一部となりますことご了承ください。

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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