大谷翔平に次ぐ第二の左腕・小原大樹(花巻東出身)が徳島インディゴソックスにとって大きな戦力になる理由
小原大樹(徳島インディゴソックス提供)
12日、徳島インディゴソックスは昨年まで日本製紙石巻でプレーしていた小原大樹(花巻東出身)の入団を発表した。
昨年独立リーグ日本一の徳島インディゴソックスにとっては頼もしい投手が加入した。
小原といえば、エンゼルスでプレーする大谷翔平とともにプレーをしていた左腕投手。2年夏では大谷とともに甲子園出場し、帝京戦で先発。そして大きな注目が集まった2012年の岩手大会の決勝戦・盛岡大附戦でも登板をしているように、高校時代から大舞台は経験済み。当時から低めに丹念につく投球が持ち味で、首脳陣の信頼を掴んでいた。
そして慶應大に進学すると、計24試合に登板し、通算2勝と、ハイレベルな東京六大学の環境でも着実に実績を重ねていった。
日本製紙石巻に入社し、都市対抗出場とプロ入りを目指しながら3年間プレーしたが、プロ入りはならず、2019年で同社を退社し、アメリカ挑戦もしている。
徳島インディゴソックスは潜在能力が高い選手が非常に多いものの、甲子園、東京六大学など檜舞台を歩んだ選手は非常に少ない。小原の歩みを振り返れば、タフな場面でも着実に実績を残してきた選手だ。
高校から社会人まで名門チームで主力投手として活躍を続けることは並大抵なことではない。そういう意味で、小原の実力、メンタリティの強さは徳島インディゴソックスにとっては大きな戦力となるだろう。今年で26歳の小原は、NPB入りを果たすには、年齢的にもラストチャンス。若手選手が多い徳島インディゴソックスにとってはベテランの層に入る小原は開幕から結果を残さなければ後はない。
獅子奮迅の活躍を見せ、NPB入りを叶える。
関連記事
◆巨人元編成部・三井康浩さんが語る湯浅大のドラフト指名秘話
◆巨人の高卒生え抜き野手は湯浅大、山下航汰の健大高崎コンビに期待
◆野球部訪問湯浅大のブレイクで2017年ドラフトを成功ドラフトに