最速157キロをマークしたカープ・島内颯太郎(光陵出身)!高校時代から15キロスピードアップ!
島内颯太郎 ※写真は九州共立大時代
広島東洋2年目の島内颯太郎(光陵-九州共立大)が驚異的なパワーアップを遂げている。
9日のオリックスとの二軍戦で登板した島内は最速157キロのストレートをマーク。一躍、カープどころか、セ・リーグ屈指の速球投手へ成長した。
次々とキャッチャーミットに収まる速球の勢いは本物で、150キロを超える剛速球投手と比較しても、負けていないものがある。
島内が速球投手として台頭したのは高校時代。
当時、トレーナーとして携わっていた新川剛(前佐世保実監督)氏のもとでトレーニングを学び、最速142キロ。こうしてトレーニングに対する知識を深めた島内は九州共立大の4年間で最速152キロまでスピードアップし、ドラフト2位指名を受けた。
プロ1年目は25試合登板で、防御率4.40に終わったが、28.2イニングで32奪三振と投球回以上の三振を奪っており、一軍で通用する投球術が身につけば、さらなる活躍が期待された。
なんとこの半年間で驚異的なパワーアップを遂げた。投球フォームや腕の振りを見ても昨年以上に躍動感がある。
カープは練習試合の連敗が続き、投手陣の台所事情はとても苦しい状況だ。速球投手が多いカープでも島内の速球は誰よりも上回っている。
こうして球界トップクラスの速球投手となった島内はこの1年で、飛躍のシーズンにすることができるか。
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