選抜出場を決めていた奈良の智辯学園と天理。直近10回の対戦成績は?
庭野夢叶(天理)、前川右京(智辯学園)
奈良県を代表する名門校である、智辯学園と天理。今春の選抜に両校ともに選出されるなど全国屈指の強豪の両チーム。2018年の奈良代表になった奈良大附をはじめ県内の実力校もいるが、常に注目を集める智辯学園と天理の直近での過去10度の直接対決の戦績はどうなっているのか。これまでの直接対決の戦績を今回は見ていきたい。
<直近過去10回の対戦成績>
2018年5月12日
奈良県大会準決勝
智辯学園10対0天理
2019年10月5日
奈良県大会準決勝
智辯学園13対3天理
対戦成績はともに5勝5敗と五分の戦績となっている。そしてスコアを見てみると、点数を取り合っているのが印象的な両チームだが、智辯学園は10試合で65得点。一方で天理は10試合で55得点と、智辯学園がわずかに高い得点力を発揮しているが、どちらもとてつもない破壊力であることには変わりないのではないだろうか。
点差で見てみると、1点差の試合が10試合中3試合だが、3点差まで範囲を広げてみると7試合と実力が拮抗していることが見えてくる。その一方で、昨秋の県大会準決勝のような点差が開く大味な展開になっていることも印象的な対戦成績になっている。
今春の選抜に2校とも選出されるなど、今年も対決すれば激戦必至となることは予想される。今年の夏に直接対決が実現するのか、そして今後の奈良の高校野球をどのように盛り上げてくれるのか。両雄の今後のライバル対決も注目し続けていきたい。
関連記事
◆中川卓也(大阪桐蔭-早大)の兄・中川優ら 2014年八戸学院光星ナインのその後は?
◆野村、菅野、相澤など3回甲子園出場を経験した山梨学院の主力選手たちの進路は充実!
◆岸潤一郎(埼玉西武)とプレーした2014年明徳義塾ナインのその後は?