ヤクルトが打撃部門総なめ!2015年タイトル受賞者を出身校とともに振り返る。
トリプルスリーを達成した柳田 悠岐(広島商出身)と山田哲人(履正社出身)
プロ野球の開幕準備が進む中、シーズン開幕を待ち遠しく思うファンも多いのではないだろうか。開幕に向け、おさらいも兼ねて、今回は2015年のタイトルホルダーを出身校と共に紹介する。
【セ・リーグ】*球団、登録名は当時
MVP 山田 哲人 東京ヤクルト(履正社)2010年1位
新人王 山崎 康晃 横浜DeNA(帝京高-亜細亜大)2014年1位
本塁打王 山田 哲人 東京ヤクルト 38本塁打(履正社)2010年1位
打点王 畠山 和洋 東京ヤクルト 105打点(専大北上高)2000年5位
首位打者 川端 慎吾 東京ヤクルト .336(市立和歌山高)2005年3巡目
最多安打 川端 慎吾 東京ヤクルト 195安打(市立和歌山高)2005年3巡目
盗塁王 山田 哲人 東京ヤクルト 34盗塁(履正社)2010年1位
最高出塁率 山田 哲人 東京ヤクルト .416(履正社)2010年1位
最多勝 前田 健太 広島東洋 15勝(PL学園)2006年1巡目
最優秀防御率 K.ジョンソン 広島東洋 1.85
勝率第一位 M.マイコラス 読売 .813
最多奪三振 藤浪 晋太郎 阪神 221奪三振(大阪桐蔭)2012年1位
最多セーブ T.バーネット 東京ヤクルト 41セーブ
呉 昇桓 阪神 41セーブ
最優秀中継ぎ 福原 忍 阪神 39HP(広島広陵高-東洋大)1998年3位
【パ・リーグ】*球団、登録名は当時
MVP 柳田 悠岐 福岡ソフトバンク(広島商-広島経済大)2010年2位
新人王 有原 航平 北海道日本ハム(広島広陵高-早稲田大)2014年1位
本塁打王 中村 剛也 埼玉西武 37本塁打(大阪桐蔭)2001年2巡目
打点王 中村 剛也 埼玉西武 124打点(大阪桐蔭)2001年2巡目
首位打者 柳田 悠岐 福岡ソフトバンク .363(広島商-広島経済大)2010年2位
最多安打 秋山 翔吾 埼玉西武 216安打(横浜創学館-八戸大)2010年3位
盗塁王 中島 卓也 北海道日本ハム 34盗塁(福岡工)2008年5位
最高出塁率 柳田 悠岐 福岡ソフトバンク .469(広島商-広島経済大)2010年2位
最多勝 涌井 秀章 千葉ロッテ 15勝(横浜高)2004年1巡目
大谷 翔平 北海道日本ハム 15勝(花巻東)2012年1位
最優秀防御率 大谷 翔平 北海道日本ハム 2.24(花巻東)2012年1位
勝率第一位 大谷 翔平 北海道日本ハム .750(花巻東)2012年1位
最多奪三振 則本 昂大 東北楽天 215奪三振(八幡商-三重中京大)2012年2位
最多セーブ D.サファテ 福岡ソフトバンク 41セーブ
最優秀中継ぎ 増田 達至 埼玉西武 42HP(柳学園高-福井工業大-NTT西日本)2012年1位
この年これらのタイトル獲得した日本人選手16名の中で、高卒が9名、大卒が6名、社会人が1名という内訳だった。
セ・リーグは、前田健太が5年ぶり2度目の沢村賞を受賞し、打撃部門はリーグ覇者で、チーム打率(.257)とチーム総得点(574点)のリーグ1位だった東京ヤクルトの選手がが総なめするという形になった。
パ・リーグは大谷翔平が投手部門3冠を達成し、打撃部門は中村剛也が本塁打と打点で2冠を達成した。また最多安打の秋山 翔吾が記録した216本はNPB歴代記録を更新した。
そしてこの年はセ・リーグでは山田 哲人、パ・リーグでは柳田 悠岐がトリプルスリーを達成し、1シーズンに複数人達成は1950年以来65年ぶりのことであった。
今年はどんな結果となるのか。まずは来たる開幕の日を楽しみにしたい。
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