「徳島県高等学校優勝野球大会」7.11に開幕決定!大会概要も徹底紹介!
鳴門高主将・田口史樹
5月20日(水)第102回全国高等学校野球選手権大会及び同地方大会、第65回全国高等学校軟式野球大会の中止決定を受け、「高校野球ドットコム」既報の通り、県独自大会開催の方針を打ち出していた徳島県高等学校野球連盟(以下、徳島県高野連)。5月29日(金)には徳島県徳島市の県立城北高等学校で研究協議会を開き、以下の要綱で県独自の大会開催を決定した。
大会名:徳島県高等学校優勝野球大会
主 催:徳島県高等学校野球連盟
後 援:徳島県教育委員会(予定),日本高等学校野球連盟,朝日新聞社
【日程】
・7月11日(土)開幕・12日(日)
・7月18日(土)・19日(日)
・7月23日(木・祝)~26日(日)
・8月1日(土)・2日(日)
*予備日:8月3日(月)~5日(水)
【会場】
[stadium]オロナミンC球場[/stadium](徳島県鳴門市)が主会場
[stadium]JAアグリあなんスタジアム[/stadium](徳島県阿南市)の開催日は7月18日(土)・19日(日)・24日(土)
予備日:7月25日(土)・26日(日)
*基本は1日2試合。7月18日(土)・19日(日)のオロナミンC球場は1日3試合、23日(木・祝)のオロナミンC球場は1日4試合。
【出場校】徳島県高等学校野球連盟加盟校
※出場校は加盟全30校が出場できるよう努力を続ける。
抽選会:6月29日(月)15時より 会場:徳島ワシントンホテルプラザ(徳島県徳島市)
*出席者は関係役員・各校部長。県高野連は主将による抽選が実現するよう努力する。
【シード制について】春季大会のシード校をそのままシード校とする。
第1シード:徳島北
第2シード:城東
第3シード:川島
第4シード:小松島西
【開会式】実施しない
ただし、[stadium]オロナミンC球場[/stadium]での開幕戦に先立ち徳島県高野連登録選手中唯一の女子選手である阿波:吉本 りりか選手(3年)による始球式を行う。
【ベンチ入り選手数】20名
ただし、今大会限りの特別ルールとして3年生のみ試合ごとの登録変更を認める。
*該当チームは生光学園の3年生28名。
*試合開始の整列の際,プラカードを持ったマネージャーも一緒に並ぶことができる。
原則・無観客試合で行う。ただし、現時点では控え部員と部員の保護者は入場を認める予定。
そして新型コロナウイルス感染防止対策としては試合ごとのベンチ消毒や検温等はもちろんのこと、スタンドを選手待機場所として提供。保護者もソーシャルディスタンシングを図り、メガホン等を使用しての応援は禁止。また、本部運営は徳島県高野連監督会全面協力の下、本部役員によって行われることも示されている。
加えて軟式野球の部については6月28日(日)・10時からJAアグリあなんスタジアムで「令和2年度徳島県高等学校軟式野球大会」富岡東vs鳴門を開催することも決まった。
なお、須崎 一幸・徳島県高野連理事長は大会開催決定に際し「甲子園という舞台はなくなってしまったが、徳島県高野連としては精いっぱい舞台を準備させて頂いた。球児の皆さんは感染拡大防止を前提にできる限りの準備をしてほしい」とコメント。
また、夏の徳島県大会3連覇をかけて戦う鳴門・森脇 稔監督は「3年生にとって区切りの大会を開催してくれる徳島県高野連の皆さんには本当に感謝している。徳島県の頂点に立つ目標ができたので、選手たちも3年生12選手にラインでメッセージを送ってくれた主将の田口 史樹(3年・遊撃手・右投左打・170センチ70キロ・徳島東リトルシニア出身)を中心に強い気持ちで闘ってくれると思います」と期待を寄せている。
(記事=寺下 友徳 )
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