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指導者が6名も!門馬監督の就任2年目で選抜Vを達成した2000年の東海大相模ナインのその後

2020.05.23

指導者が6名も!門馬監督の就任2年目で選抜Vを達成した2000年の東海大相模ナインのその後 | 高校野球ドットコム
今年で22年目を迎えた東海大相模・門馬敬治監督(*写真は昨秋関東大会健大高崎戦より

 選抜大会、選手権大会の開催が中止となり、高校球児だけでなく、高校野球ファンものショックは大きかったのではないか。そこで、これまで甲子園を盛り上げたチームの選手のその後を紹介していきたい。

 今回は門馬敬治監督が就任2年目で選抜優勝を達成した2000年の東海大相模ナインの主力選手のその後を紹介したい。

投手 筑川 利希也 3年(東海大-Honda)元Hondaコーチ
投手 山本 淳 3年(国際武道大-TDK千曲川-埼玉西武-日立製作所)
投手 野原慎太郎(横浜国立大)現・横浜清陵教諭
捕手 菊地 一也 3年(東海大-Honda)
内野手 村山 修次 3年(東海大-日立製作所)現日立ソフトボール部打撃・守備コーチ
内野手 楢原 匠 3年(東海大)海老名市立有馬中<神奈川>教諭
内野手 瀬戸 康彦 3年(東海大)現東海大浦安監督
外野手 寺井 健雄 3年(流通経済大)
外野手 星野 直人 3年(東海大)現新町中学校<神奈川>野球部監督

 2000年の東海大相模の選手たちは、多くの選手が教諭、そして指導者となり、子どもたちの成長のために尽力している。

 優勝投手となった筑川利希也は東海大に進学。1年秋のリーグ戦でベストナインと最優秀防御率のタイトルを獲得。しかし、大学2年時に発症した右肘の故障により、4年間の通算試合数は10。大学卒業後は社会人の強豪・Hondaに進み、2009年の都市対抗大会優勝に貢献。自身も最優秀選手賞に輝いた。2015年に現役を引退し、2019年まで同チームのコーチを務めた。

 国際武道大に進学した山本 淳はTDK千曲川に進む。1年目から都市対抗出場に貢献し2006年に埼玉西武から社会人3巡目指名を受け入団。1軍では通算37試合に登板し、2013年のオフに戦力外通告を受ける。退団後は日立製作所で現役を続行し、2016年の都市対抗準決勝東京ガス戦で7回無失点の好投で都市対抗初勝利を挙げ、チームの創部100年目での決勝戦初進出に貢献した。

 東海大に進学した村山 修次は日立製作所に進む。2005年から2014年まで10年間チームの主軸として活躍し都市対抗には12試合、全日本選手権には3試合の出場を果たした。2020年より日立ソフトボール部の打撃・守備コーチに就任した。

 遊撃手として活躍した瀬戸 康彦は東海大に進学。卒業後13年間同大のコーチ、助監督を務め、2019年4月に東海大浦安監督に就任した。

 選抜では背番号16を背負った星野 直人は大学卒業後、相模原市の中学社会科教諭となる。野球部の監督として上溝中では、全日本少年大会ベスト8、関東大会出場の成績を残した。2014年に菅野智之の母校でもある新町中に異動。昨秋は県大会で優勝を果たし、全国大会出場を決めていた(大会中止)。

 そして、楢原 匠 は大学卒業後、海老名市内で中学校の教員を務め、市内の大会では優勝経験もある指導者だ。

 また控え投手の野原慎太郎は大師高校を実力校に育て上げた指導者として評判。現在は横浜清陵に異動している。

 こうして教育界や野球界を支える方々の今後の活躍を祈念したい。

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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