軟式U-15代表経験者・清水惇擁する安中総合。チームカラーを出しながら、再開向けて準備続ける
注目右腕・清水惇
軟式U-15代表だった140キロ右腕・清水惇がエースとしてチームを牽引する安中総合。2月の最終週から活動を自粛しており、一時的に自主練習ができる期間があったが、全体練習は5月になっても再開ができない状況だ。
6月から休校が明けて最初は分散登校という形で進んでいき、部活動は6月中旬からの再開の予定となっている。活動再開への道のりはまだまだ先となっているが、吉田省吾監督に電話取材でお話を聞くと、現在は出来る準備を進めているとのことだ。
「これまでは選手たちから1日で取り組んだメニューを送ってもらっていましたが、5月の連休が明けてからは、練習の様子を動画で送ってもらうようにしました。また、学年別やポジション別と小グループでミーティングをして、今やるべきことを確認している状況です」
LINEが基本的な連絡ツールとなるが、選手間でサインを確認。さらにはこの時期の過ごし方などを3年生を中心に考え直すなど連絡を取り合うことでモチベーションの維持にも繋がっている。休校延長を受けてコミュニケーションの回数を増やしたが、「明るい選手たちが多いですので、その良さが出ているかと思います」と直接会えていないが、チームカラーが出ていることを吉田監督は手ごたえを感じている。
活動再開は6月中旬予定だが、夏の大会は間近に迫っているということになる。「練習時間や県外との試合が出来るかどうかわからないですが、大会までを逆算したうえで工夫をしながら取り組んでいきたい」と吉田監督は夏までの予定を語る。
夏の大会に関しては不透明な部分が多いが、開催されることを信じて準備を続ける安中総合をはじめとしたチームのためにも、出来るようになることを願うばかりだ。
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