山梨の名門対決といえば、山梨学院と東海大甲府。転機は2016年夏決勝
野村健太(山梨学院)、菊地大輝(東海大甲府)
近年の山梨のライバル関係にある高校は山梨学院と東海大甲府だろう。2016年から山梨学院が4年連続で夏の山梨大会を制しているが、過去5年の直接対決を振り返っていくと、歴史の転換点が見える。
2015年07月20日
第97回全国高等学校野球選手権山梨大会 3回戦
東海大甲府 8-0 山梨学院
2016年05月03日
第68回春季関東地区高校野球山梨県大会 準決勝
東海大甲府 6-3 山梨学院
2016年07月24日
第98回全国高等学校野球選手権山梨大会 決勝
山梨学院 12-5 東海大甲府
2017年05月06日
第69回春季関東地区高校野球山梨県大会 準決勝
山梨学院 16-5 東海大甲府
2017年07月23日
第99回全国高等学校野球選手権山梨大会 決勝
山梨学院 14-3 東海大甲府
2017年10月01日
第70回秋季関東地区高校野球山梨県大会 決勝
東海大甲府 14-3 山梨学院
2018年05月06日
第70回春季関東地区高校野球山梨県大会 決勝
山梨学院 6-4 東海大甲府
2018年10月02日
第71回 秋季関東地区高校野球山梨県大会 決勝戦
東海大甲府 5-2 山梨学院
2019年09月28日
第72回 秋季関東地区高校野球山梨県大会 準々決勝
山梨学院 17-6 東海大甲府
2019年07月24日
第101回 全国高等学校野球選手権 山梨大会 決勝
山梨学院 5-4 東海大甲府
過去5年で10度対戦し、山梨学院が6勝、東海大甲府が4勝と拮抗している。とはいえ、転機になったのは2016年の決勝戦だといえる。東海大甲府は2014年から夏2連覇を果たしており、2016年も圧倒的な強さを見せていた。そこから山梨学院が12対5で圧倒し、勝利したことで、山梨の高校野球の流れは大きく変わった。
現在の両校の甲子園出場回数は山梨学院が選手権9回(2勝9敗)、選抜4回(2勝3敗)で、東海大甲府 選手権13回(20勝13敗)、選抜5回(8勝5敗)と東海大甲府が上回っているが、山梨学院が猛烈な追い上げを見せている。今夏大会が開催することができれば、また直接対決が実現する可能性が高い。夏の大会の開催を祈り、山梨の熱い夏を期待したい。
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