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【動画】活動再開したら実践してみたい!名将・鍛治舎巧監督が秀岳館、県立岐阜商で実践するティーバッティングを紹介!

2020.05.08

 昨秋は東海大会で準優勝を果たし、選抜にも選出された県立岐阜商で指揮を執る名将・鍛冶舎巧監督。これまでにパナソニックや枚方ボーイズ、そして熊本の秀岳館で指導して、秀岳館では3季連続甲子園ベスト4。九鬼隆平などスター選手を数多く輩出した実績を誇る。

 そんな鍛冶舎監督が秀岳館時代にいた2017年に掲載した、ティーバッティングを紹介。練習再開をしたら実戦をしてみたい内容である。

・スクワットティ:30本×7セット

⇒一度足を閉じながらしゃがみ込み、立ち上がると同時に足を開いて構えを作る。そこからティーを打って、再び足を閉じながらしゃがみ込むことを繰り返す。これをすることで、ただ打つのではなく下半身強化も同時に図っている。

・インハイ、アウトロー打ち:それぞれ20本7セット

⇒それぞれのコース・高さに上げてもらったボールを打つ練習。インハイであれば内野の頭をワンバウンドで超えるようなイメージ、アウトローのボールに対してはセンター方向へ打球が糸を引くようなイメージをもって打ち返すことがポイント。どんな球速、球種に対しても対応できるようなバットコントロールと、スイングスピードを身につけることが狙いにある。

 このメニューを秀岳館へ取材した2017年、そして現在の県立岐阜商へ取材をした2018年の時点ではフリーバッティングの前に実施していた。すべて合わせると490球になるが、メニュー1つ1つには確かな目的を持たせている。

 鍛冶舎監督の指導は、目的意識や具体的な数字でわかりやすく伝えることが特徴的である。夏の大会までの短い期間でレベルアップをしたい選手やチームは、この練習を一度参考にしてみてはどうだろうか。

 実際の練習模様はこちらから!

(動画を見る)

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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