中山 翔太(法大-ヤクルト)ら 2014年のセンバツ準Vの履正社ナインは豪華な進路
左から西村 卓浩、溝田 悠人、中山 翔太、吉田 有輝
今春の選抜大会が開催中止となり、高校球児だけでなく、高校野球ファンものショックは大きかったのではないか。そこで、これまで甲子園を盛り上げたチームの選手のその後を紹介していきたい。
今回は2014年春、第86回大会の履正社の決勝戦・龍谷大平安戦のメンバーとその後を紹介していきたい。
【決勝戦・龍谷大平安戦オーダーと進路】2対6 ●
1(三)辻 心薫 3年(同志社大)
2(二)井上 和弥 3年(立教大)
3(遊)吉田 有輝 3年(明治大-JR東海)
4(左)中山 翔太 3年(法政大-ヤクルト)
5(右)西村 卓浩 2年(中京大-王子)
6(捕)八田 夏 3年(日本大-NTT東日本)
7(中)金岡 洋平 3年(大阪体育大)
8(一)絹田 翔太 3年(大阪経済大)
9(投)溝田 悠人 2年(同志社大-島津製作所)
(中)立石 哲士 3年(奈良学園大)
(打)三浦 和磨 3年(大阪工業大)
(打)辻井 翔真 2年(上武大-パナソニック)
(投)永谷 暢章 2年(JR東日本)
4番の中山 翔太は2年秋からレギュラーとして試合に出場。進学した法政大では、3年春から4番を務め、この年大学日本代表にも選出された。4年春にはリーグ史上8人目となるサイクルヒットも達成。2018年ドラフトでヤクルトに2位指名を受け、ルーキーイヤーの昨シーズンは35試合に出場し本塁打5本、打率.289を残し、ブレイクに期待がかかる。
3番の吉田 有輝はU18日本代表に選出され、岡本和真(智辯学園)、高橋光成(前橋育英)、岸潤一郎(明徳義塾)らと共にプレー。進学した明治大では1年春から試合に出場し、大学日本代表にも選出された。卒業後はJR東海に進み、社会人1年目の昨シーズンは都市対抗野球にも出場。
2年で5番を務めた西村 卓浩 は3年時に主将を務めた。進学した中京大では3番を務め、今春から王子でプレーする。
正捕手の八田 夏は日本大に進学し、一つ上で履正社OBの東 範幸と大学でもバッテリーを組む。卒業後はNTT東日本に進んだ。
1年秋から背番号1を背負った溝田 悠人は、1回戦小山台戦で9回一死まで被安打0を記録。ノーヒットノーランの大記録まであと2つにせまった。同志社大に進学した溝田は、今春から島津製作所でプレーする。
溝田と共に履正社投手陣を支えた永谷 暢章は、ドラフト候補であったがプロ志望届けを提出せせず、JR東日本に進み、2016年のU23日本代表にも選出された。
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