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【動画】甲子園優勝監督4人、大学・社会人全国優勝監督もいる昭和44年世代

2020.04.14

【動画】甲子園優勝監督4人、大学・社会人全国優勝監督もいる昭和44年世代 | 高校野球ドットコム

 指導者の黄金世代と呼ばれる1969年(昭和44年世代)。改めて高い実績を残す6人の指導者を紹介したい。

■西谷浩一監督(大阪桐蔭
甲子園優勝 2008年夏、2012年春夏、2014年夏、2017年春、2018年春夏

1998年秋から監督になり、春夏合わせて17度の甲子園に出場しており、中村剛也選手、浅村栄斗選手、西岡剛選手、藤浪晋太郎選手、森友哉選手など数多くのプロ野球選手を輩出している。

■門馬敬治監督(東海大相模
甲子園優勝 2000年春、2011年春、2015年夏

 1999年から監督に就任。2000年春に筑川利希也(元Honda)を擁し、初優勝。その後も春夏合わせて計11度の甲子園二出場を記録。菅野智之(巨人)、田中広輔(広島)、小笠原慎之介(中日)を筆頭に、プロ野球選手も多く輩出している。

■岩井隆監督(花咲徳栄
甲子園優勝 2017年夏優勝

2001年に監督に就任し、同年に甲子園初出場。2015年から5年連続で夏の甲子園に出場。2017年には埼玉県勢初の甲子園優勝を導いた。夏の大会に異常な強さを見せてきた。高橋昂也(広島)、野村佑希(北海道日本ハム)など投打でスケールの大きい選手を輩出している。

■吉田洸二監督(山梨学院
甲子園優勝 2009年

 清峰時代、2005年夏、センバツ覇者の愛工大名電を破る試合を見せてから脚光を浴び、2006年センバツでは準優勝、2009年の選抜で初優勝を成し遂げた。2013年に山梨学院の監督に就任し、2014年春に就任後、初の甲子園出場。2016年から4年連続で夏の甲子園に出場。山梨学院でも、春2度、夏4度の甲子園を経験し、この春が7度目の甲子園だった。この夏も優勝候補として期待される山梨学院をどう率いるのか、注目していきたい。

■大久保秀昭監督(JX‐ENEOS)
JX‐ENEOS時代 2008年、2012年、2013年都市対抗優勝
慶応大学時代 2019年神宮大会優勝

 社会人、大学のどちらでも名監督にふさわしい実績を残した大久保氏。ENEOS第一期時代はMLBでも活躍した田澤純一や三上朋也(県立岐阜商-法政大 現・横浜DeNA)などを育て、慶應義塾時代は郡司裕也(仙台育英出身)を筆頭に5名のプロ野球選手を輩出した。

■古城 隆利監督(日体大)
2017年明治神宮大会優勝

 2009年に監督に就任し、2011年から大学選手権出場。その後、悪しき体育会の伝統を排除し、上級生から率先して雑用を行うなど「体育会イノベーション」を実現。学生主体でこれまでのない発想から先進的な取り組みを行い、2017年の明治神宮大会優勝メンバーだった松本航(明石商出身 現・埼玉西武)、東妻勇輔(智弁和歌山出身 千葉ロッテ)をプロに送り出した。

 こうした育成力の高さがアマチュア界に広まり、年々新入生は東都、東京六大学に負けない人材が集まっており、その強い組織を統括する古城監督の日増しに高まっている。

 また、世代別の優秀な指導者を紹介していきたい。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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