春の高校野球の風物詩「招待試合」の開催も厳しい状況
中森俊介（明石商）
夏の高校野球を迎えるまでの楽しみといえば、招待試合だ。
地元の学校が全国の強豪校と対決する様子は春の名物となっていた。しかしコロナウイルス感染拡大の影響で、中止が相次いでいる。
熊本：熊本県高校招待野球（RKK旗招待野球） 招待校：明石商業（兵庫県）
宮崎：MRT招待高校野球大会
は中止が決まっている。
また香川県主催の昨秋近畿大会王者・天理を招き5月17日（日）にセンバツ出場予定だった尽誠学園、春の県大会優勝校が対戦する予定だった特別招待試合は中止。6月6日（土）・7日（日）に広島広陵（広島）を招き、尽誠学園と春の県大会3位までが対戦する予定だった県高野連招待試合は厳しい状況。
また愛知高野連主催の招待試合（6月13日・14日 招待校：東海大相模）、福岡高野連主催の招待試合（6月13日・14日）、昨秋の大分ベスト4のチームが5，6月にかけて行う県外遠征なども厳しい状況だ。
この招待試合は重要な意味合いがあり、各校、選手の現在地を知るためにかなり重要な試合だ。ただ多くの人が宿泊・移動が伴う招待試合の開催は現実的ではない。
やはり夏の高校野球を開催できることを心待ちにしたい。
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