3月11日に今春の選抜が中止になることが決まった。中国地区で選出されていた広島新庄も出場するために調整を続けていたが、中止となってしまった。

 さらに1日の報道で監督の迫田守昭氏が退任となり、新たな門出となる。その広島新庄には選手たちが暮らす寮があるが13、14日頃に全員を実家に帰した。すでに3週間ほど選手たちと練習ができていない状況だが、実家に帰った選手たちには練習メニュー等は伝えずに戻したことを迫田氏は語る。

 しかし1つだけ選手たちに伝えたことがあった。
 「特に伝えていませんが、指示を出したのは中学のクラブチームがあるのでそこがやっていればと伝えました」

 クラブチーム出身の選手たちは、OBとしてチームに足を運び練習をすることを通達。もし練習をやっていなければ、個人でやれることをするしかないことを感じている。それでもコンディションをピークにもっていくことの難しさを感じている。

 「同じレベルに戻すのに2、3日休むだけでも倍はかかります。いつ試合ができるかわからないですが、1か月近く休むので改めてやり直さないといけないと思います」

 調子を上げていくことの難しさを語るが、「今回の交代で選手たちが心機一転でやれるので、いいタイミングだ」と感じている。4日に再開の予定だが、今回の出来事をきっかけに広島新庄がさらに成長することを楽しみにしたい。

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