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新型コロナで苦しい状況の中、全日本野球協会 山中会長からがメッセージを発信

2020.04.03

新型コロナで苦しい状況の中、全日本野球協会 山中会長からがメッセージを発信 | 高校野球ドットコム
新型コロナで苦しい状況の中、全日本野球協会 山中会長からがメッセージを発信

 選抜高校野球大会、社会人野球日本選手権、全日本クラブ選手権などの中止、全日本大学選手権やプロ野球などの延期と新型コロナウイルス感染拡大の影響が止まらない。各団体が苦渋の決断で日程変更を余儀なくされている。

そんな中、全日本野球協会(BFJ)の山中正竹会長が、「すべての野球人へのメッセージ」を協会HP
で発表した。
「感染拡大防止へ皆さんとともにできることはまず、集団での活動を差し控えることだと強くお伝えしたい」という一文など、各チームの活動へのお願いなどもこめられている。

 高校野球などでは、私立校は学校判断での活動になるが、自地区を出ての練習試合を実施しているチームもある。山中会長のメッセージを読み、今一度活動についてのありかたを考えてみてはいかがだろうか。

以下 メッセージ全文

すべての野球人の皆さま

 国内においては、各野球団体が感染拡大防止に向けてさまざまな対策を模索する中、残念ながら、選抜高校野球、プロ野球をはじめ、ほとんどの野球大会・イベントが中止や延期となってしまいました。
 世界に目を転じてもWBSC、BFAの主催する各種国際大会のスケジュール変更の通知が届く毎日です。

いま、私たちは、何をなすべきなのか。
 何より、新型コロナウイルスの感染拡大を終息させることが最優先です。感染の終息こそが、日常を取り戻し、活動再開への近道です。今こそ選手の皆さん、指導者の皆さん、野球を支えてくださっているすべての皆さんと気持ちをひとつにしたいと思います。

 感染拡大防止へ皆さんとともにできることはまず、集団での活動を差し控えることだと強くお伝えしたい。
 人々が心身ともに健康であること、その健康を維持していく中でこそ、野球の社会的価値が発揮されます。どうか、再び輝く野球の日常を取り戻すそのときまで、思いを一つにしてそれぞれの立場で力を尽くしていきましょう。

2020年4月3日
山中 正竹

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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