2016年の高校BIG4 楽天の4年目・藤平尚真(横浜出身)は不振を脱し輝きを取り戻すか
楽天の4年目・藤平尚真(写真は横浜時代)
2016年に、ドラフト1位で東北楽天ゴールデンイーグルスに入団した藤平尚真(横浜出身)がもがき苦しんでいる。
ルーキーイヤーの2016年は、8試合に登板して3勝4敗、防御率2.28とまずまずのスタートを切ったが、2年目の2018年は14試合に登板して4勝7敗、防御率4.43、昨年に至っては3試合の登板のみで防御率10.38と年々成績は悪化している。
今シーズンも、2月19日のヤクルトとの練習試合で3イニングを投げて自責点4、3月5日の春季教育リーグでも4イニングを投げて自責点6と不振は続いており、直球にも変化球にも本来の切れは感じられない。
千葉市シニア時代から、140キロを超える速球を投げ込む逸材として評判だった藤平。進学した横浜でも1年秋からエースの座を掴み、順調にステップアップを重ねてプロ入りを果たした。
現在の状況は、藤平にとって間違いなく野球人生最大の壁だろう。
素質の高さは誰もが認めているだけに、不振を脱して再びマウンドで躍動することを期待したい。
(記事=栗崎 祐太朗)
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