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紅白戦で猛アピールの巨人・山下航汰(健大高崎出身) 打撃の基礎を作ったのは羽曳野ボーイズ時代

2020.03.29

紅白戦で猛アピールの巨人・山下航汰(健大高崎出身) 打撃の基礎を作ったのは羽曳野ボーイズ時代 | 高校野球ドットコム
健大高崎時代の山下航汰(巨人)

 巨人の高卒2年目・山下航汰の評判がすこぶる高い。28日にジャイアンツ球場で行われた2、3軍の紅白戦で、3安打2打点をマークし1軍昇格へアピールした。

 2軍の3番打者として出場した山下は、1打席目に二塁への内野安打を放つと、2打席目はディプランの直球をライト前に弾き返す。さらに4打席目には、左中間へツーベースを放ち、原辰徳監督ら1軍の首脳陣が見守る中で活躍を見せた。

 2018年のドラフト会議で、群馬県の健大高崎から育成1位で巨人に入団した山下。実は出身地は大阪で、中学時代はダルビッシュ有(シカゴ・カブス)も輩出した羽曳野ボーイズでプレーし、同期にはオリックスにドラフト1位で入団した太田椋天理出身)も在籍していた。

 中学3年時にはジャイアンツカップ優勝も経験した山下は、「打撃の基礎は羽曳野ボーイズで固められた」と高校時代に明かしていた。

 「羽曳野ボーイズの指導方針は、まずトップを大きく取る。天理の太田を見ればわかると思います。その方法を教えられて、僕の場合、ハマりました。あとはフルスイングすること。当てに行く打撃はいらんといわれました」(2018年10月のインタビューより)

 羽曳野ボーイズの4番として活躍した山下は、健大高崎でも通算75本塁打を放ち、世代屈指の長距離砲として活躍。プロ入り後も、昨季は1年目ながらイースタンで打率.332を記録して首位打者を獲得するなど、大きな期待を寄せられている。

 今や巨人の若手の象徴となりつつある山下。2年目のシーズンの活躍にも注目だ。

(記事=栗崎 祐太朗)

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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