佐々木朗希ら3人が1軍キャンプとなった2019年高校四天王の現在
左から西純矢、佐々木朗希、奥川恭伸、及川雅貴
令和最初の高校野球界を牽引した高校四天王は全員プロへ進み、2021年は2年目のシーズン。1年目の課題を糧に2度目のシーズンへ準備を進めるが、ここまでの歩み、現在位置を確認したい。
千葉ロッテの高卒2年目・佐々木朗希(大船渡出身)を筆頭に、阪神では西純矢(創志学園出身)。そしてヤクルトの奥川恭伸(星稜出身)がキャンプを1軍でスタートすることが報じられている。
佐々木はルーキーイヤーは唯一1軍キャンプで昨年はスタートしたが、試合での登板はなく1年目を終えた。その代わりに1年間で身体をきっちり鍛えてきた。その成果をピッチングで表現できるのか。
西は四天王の中でもっとも登板機会が多く、11試合に投げて4勝3敗という結果を残した。ファームではあるが1年間で多くの経験を積んだ西が2年目にどうつなげるのか。
一方で唯一1軍を経験した奥川は怪我で遅れながらもファームでは7試合で1勝1敗。登板するたびに高いパフォーマンスを発揮してきたが、昨シーズンの1軍最終戦で登板した際は2回投げて5失点とほろ苦いデビューとなった。悔しさを胸にキャンプスタートからの活躍に期待したい。
その3人とともに四天王の一角を担っていた及川雅貴(横浜出身)は2軍からのスタートとなってしまったが、昨シーズンは2軍で9試合に登板。2勝4敗という結果を残している。
高校時代は高校四天王として注目を集めた彼らだが、2年目のキャンプでどのようなパフォーマンスを見せるのか楽しみである。
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