私立優勢の埼玉県に風穴を開けたい上尾、市立川越ら実力ある公立7校をピックアップ!

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2020.03.22

 

 直近では2014年の春の県大会でベスト8。2015年は夏の大会5回戦に進出。さらに2011年には春季県大会ベスト4入りするなど、激戦区・埼玉県で存在感を示す桶川。近年では私立勢が上位進出しているが、桶川をはじめとする実力を持つ公立校が数多くいる。今回は桶川など埼玉県内で今後注目の公立校をいくつかピックアップして紹介したい。

川口市立
 3校の再編・統合に伴って2018年4月に誕生した川口市立。昨夏はDシードで埼玉大会に入るも初戦の越谷西に1対3で敗退。早々に新チームがスタートしたが、秋は1年生投手・原口稜平を中心にチームが団結して勝ち取っていき、ベスト4進出。2020年の埼玉を盛り上げることが期待される。

大宮東
 夏の埼玉大会では投打の要・島村 大樹を擁してベスト4に進出と大きな躍進を遂げた。しかし、昨秋は2回戦で強豪・埼玉栄に4対9で敗戦。打倒・花咲徳栄を掲げ、伝統の攻撃力復活を目標に練習を重ねた。U12を経験し、通算10本塁打をマークしている小河原 凱を主砲に据えて、今夏も埼玉で一波乱を起こすか注目だ。

市立川越
 埼玉県内で伝統校として、常に結果を残し続ける市立川越。昨秋は初戦で埼玉栄と対戦してしまい敗れたが、エースの米永大基は軟式のU15を経験する実力者がいる。旧チームも秋は初戦で姿を消したが、夏にはベスト8まで進出するなど、きっちり仕上げてくるだけに、一冬超えてどこまで力を付けたのか注目したい。

桶川
 旧チームからの経験者は2人だけだったが、実戦を重ねて経験値を積み続けて県大会に出場を果たした桶川。初戦で同じ公立校の上尾に敗れたが、水野廉介を中心に守備からリズムを作るスタイルを確立することができた。僅差のゲームでも粘り強く戦えるよう、全体のレベルアップを図ってきた成果を春以降に発揮できるか。



川越工・真家弥広

上尾
 埼玉の伝統校と言えば忘れてはならない上尾。全国の舞台での実績も十分あり、2年前の北埼玉大会では決勝に進出。昨夏は大宮東にサヨナラ負けを喫したが、ベスト16まで勝ち進んでいる。昭和、平成の時代に躍動したが上尾が令和の時代にどのような成績を残すか。1984年以来の甲子園を目指す。

川越工
 現在、ヤクルトスワローズでプレーする太田 賢吾の母校でもある川越工。過去2回の甲子園出場経験を持ち、昨秋は浦和学院相手に敗戦したが、1対3と健闘。投手育成に定評があり、これまでにプロ野球選手を4名輩出した熊沢光監督の指導でエース・真家弥広がどこまで成長するかが注目だろう。

白岡
 昨秋の県大会で浦和学院を破ったことで、高校野球ファンから一気に脚光を浴びた。春の県大会でも1点差で敗れたものの大接戦を演じて実力を証明して見せたが、夏は3回戦で姿を消す。秋からは新体制でチームがスタートしたが、予選で敗退してしまい長いオフシーズンを過ごした白岡。今年も台風の目となるのか期待したい。

 他にも夏3回の甲子園出場経験を持つ所沢商。2020年に学校が創立100周年を迎えた春・夏通算6回の甲子園出場経験を持つ熊谷商などがいる。はたして今年の埼玉を盛り上げるのはどの学校なのか、注目だ。

(文=編集部)


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