広島県を代表する名門・広陵
 2007年に野村 祐輔、小林誠司を擁して決勝に進出するも、佐賀北に痛恨の満塁本塁打を許して逆転負けを喫し、また2017年には中村 奨成が大会最多本塁打記録を更新するも、決勝では花咲徳栄に敗れるなど、様々なドラマを生んできた。

 そんな広陵からは多くのプロ野球選手が誕生している。今回は広陵出身プロ野球選手のオープン戦の出場選手の成績を中心にまとめてみたい。

広島
中村 奨成広陵
未出場
野村 祐輔広陵-明治大)
未出場
上本 崇司広陵-明治大)
8試合 4打数 3安打 二塁打1 本塁打0 打点2 打率.750

阪神
上本 博紀広陵-早稲田大)
11試合 23打席 21打数 6安打 三塁打2 本塁打1 打点3 打率.286

横浜
佐野 恵太(広陵-明治大)
13試合 49打席 45打数 12安打 二塁打2 本塁打3 打点11打率.267

巨人
小林 誠司(広陵-同志社大-日本生命)
8試合 13打席 12打数 4安打 二塁打0 本塁打0 打点2 打率.333

楽天
太田 光広陵-大商大)
14試合 37打席 30打数 8安打 二塁打1 本塁打1 打点6 打率.267

北海道日本ハム
有原 航平広陵-早稲田大)
4試合 防御率2.70 投球回13.1 被安打10 被本塁打1 奪三振12 失点4 自責点4

オリックス
福田 周平(広陵-明治大-NTT東日本)
11試合 25打数 9安打 二塁打1 本塁打0 打点1 打率.360

 甲子園で大活躍を見せ、準優勝の立役者となった野村 祐輔中村 奨成はここまでオープン戦での出場はない。
    野村 祐輔は2016年は最多勝も獲得した技巧派右腕。広島が優勝するには欠かすことのできない存在だ。一日も早く故障から復帰し、先発ローテーションの柱となる働きをみせてくれることに期待したい。中村は2017年甲子園で大会最多本塁打記録を更新し、ドラフト1位で入団するも、ここまで2年間で一軍出場なし。3年目のプロ生活となる今年は1軍出場の機会を増やし、レギュラー奪取に向けて、飛躍の1年にしたい。

 横浜の佐野は昨季は年間を通して一軍に帯同し、後半戦には4番も経験。89試合の出場で打率.295を記録するなど、確かな成長を見せた。オープン戦でも13試合で3本塁打と自慢の長打力を発揮。今季はレイズに移籍した筒香 嘉智外野手に代わる4番候補として、本塁打数、打点を増やし、レギュラー定着を掴み取りたい。

 楽天の太田 光はルーキーイヤーの昨季は55試合に出場し、盗塁阻止率.389を記録。プロ初本塁打も記録するなど、存在感を放った。長年楽天の正捕手を担ってきた嶋基宏がヤクルトに移籍した今季は打撃面を鍛え上げ、レギュラーの座をつかみとり、実りのある1年にしたい。

 日本ハムの有原 航平は昨季は自己最多の15勝を挙げ、自身初となる最多勝のタイトルを獲得。3年ぶりの完封勝利を記録するなど、年間を通して安定した成績を残し、今季終了後のメジャーリーグ挑戦を球団に要請している。今季は昨季同様、もしくはそれ以上の成績を残し、エースとしてリーグ優勝を狙うチームの柱となる。

 これまで多くのプロ野球選手を輩出し、その多くがプロでも活躍をみせてきた広陵高校。今年も高卒、大卒ともに新たな広陵戦士がプロの扉を開くこと、さらに広陵出身プロ野球選手がプロ野球界を引っ張る活躍を見せることに期待したい。

(文=編集部)


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