オリックスの高卒ルーキー4投手が実戦デビュー 宮城大弥(興南出身)は1回を3者三振のパーフェクト
オリックスのドラフト1位左腕・宮城大弥(興南出身)
オリックスの高卒ルーキーが続々と実戦デビューを果たした。
20日の大阪商大との練習試合に、ドラフト1位左腕・宮城大弥(興南出身)にドラフト4位右腕の前佑囲斗(津田学園出身)、そして育成1位の佐藤一磨(横浜隼人出身)と育成2位の谷岡楓太(武田出身)の4人が登板。
プロ入り後、初の実戦登板を果たし、1軍への第一歩を踏み出した。
6回に3番手として登板した宮城は、自己最速の150キロの直球とチェンジアップを織り交ぜ、3番・川中龍太郎(大阪桐蔭出身)、4番・福元悠真(智弁学園出身)、5番・岡沢智基(智弁学園出身)のクリーンナップを三者三振に打ち取る快投。
衝撃のデビューを果たした。
また7回から登板した前も、1回を投げて無安打無失点、2三振を奪う好投を見せ、佐藤は1回を2安打2失点、谷岡も1回を無安打無失点の結果を残した。
キャンプ期間中は、身体作りをメインに練習を積んだ高卒ルーキーの選手たち。
実戦登板は、宮城と前は昨年9月のU18W杯以来、佐藤と谷岡は最後の夏以来となったが、それぞれが落ち着いた投球を見せた。
近年のオリックスの高卒選手は、山本由伸(都城出身)を筆頭に有望株が次々と出て来ている。実戦デビューを果たした4投手も、続くことが出来るか注目だ。
(記事=栗崎 祐太朗)
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