News

逆転開幕1軍へ!ドラフト6位指名だった高卒2年目・古谷拓郎(習志野出身)がホークス相手に真っ向勝負

2020.03.20

逆転開幕1軍へ!ドラフト6位指名だった高卒2年目・古谷拓郎(習志野出身)がホークス相手に真っ向勝負 | 高校野球ドットコム
古谷拓郎

 本来であれば20日に開幕するはずだったプロ野球。開幕が延期となり、各チームが練習試合を行い、シーズンに向けて調整を続けていく。これが吉と出るのか凶となるのかは選手それぞれになるが、1軍を目指す選手たちにとっては絶好のアピールチャンスとなるだろう。

 そのチャンスを活かそうとしているのが千葉ロッテの高卒2年目・古谷拓郎習志野出身)。3年連続日本一となった福岡ソフトバンク相手に先発して、3回で49球投じた。打者12人に被安打3、奪三振2、失点2とまずまずの結果。

 身長184センチの身体を上手く使って、滑らかな投球フォームから140キロ後半のストレートを軸に、130キロ後半スライダーに130キロ前半のチェンジアップ。時折110キロ台のカーブを混ぜながらホークス打線に勝負。ボールが浮きがちだったが、ボールの伸びと力で押し込んだ。今だ1軍での登板経験ない古谷にとっては大きな経験となったのではないだろうか。

 習志野の名将・小林徹監督からも洗練されたフォームは太鼓判を押され、古谷は高校3年間で体づくりを徹底してきた。習志野時代に甲子園に行くことはできなかったものの、1年目はファームを主戦場にチームトップタイの6勝をマーク。イースタン・リーグ内でも5位タイの成績を残した。

 習志野時代に学んだ野球の奥深さをベースに、プロ1年間で積んできた経験を積み重ね、地元・千葉の[stadium]ZOZOマリンスタジアム[/stadium]のマウンドを目指す。

関連記事
「綺麗さ」と「力強さ」を兼ね備えた投手へ!古谷拓郎(習志野)の優先課題は「体づくり」【前編】
今度は自分が憧れの存在に 意識改革でプロの道を切り開いた古谷拓郎(習志野)【後編】
大舞台でも発揮した習志野の緻密な守備と走塁。すべてはタイムを意識することから始まる

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.03.28

大阪桐蔭、大会NO.1右腕に封じ込まれ、準々決勝敗退!2失策が失点に響く

2024.03.28

中央学院が春夏通じて初4強入り、青森山田の木製バットコンビ猛打賞も届かず

2024.03.28

【センバツ準々決勝】4強決定!星稜が春初、健大高崎は12年ぶり、中央学院は春夏通じて初、報徳学園は2年連続

2024.03.28

星稜・戸田が2安打無四球完封で初4強、阿南光・吉岡はリリーフ好投も無念

2024.03.28

健大高崎が「機動破壊」以来、12年ぶり4強、山梨学院は連覇の夢ならず

2024.03.23

【春季東京大会】予選突破48校が出そろう! 都大会初戦で國學院久我山と共栄学園など好カード

2024.03.24

【神奈川】桐光学園、慶應義塾、横浜、東海大相模らが初戦白星<春季県大会地区予選の結果>

2024.03.23

【東京】日本学園、堀越などが都大会に進出<春季都大会1次予選>

2024.03.27

報徳学園が投打で常総学院に圧倒し、出場3大会連続の8強入り

2024.03.25

異例の「社会人野球→大学野球」を選んだ富士大の強打者・高山遼太郎 教員志望も「野球をやっているうちはプロを狙う!」父は広島スカウト

2024.03.08

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.03.17

【東京】帝京はコールド発進 東亜学園も44得点の快勝<春季都大会1次予選>

2024.03.11

立教大が卒業生の進路を発表!智弁和歌山出身のエースは三菱重工Eastへ、明石商出身のスラッガーは証券マンに!

2024.03.23

【春季東京大会】予選突破48校が出そろう! 都大会初戦で國學院久我山と共栄学園など好カード

2024.03.01

今年も強力な新人が続々入社!【社会人野球部新人一覧】