今年はハイペース!?育成から支配下になった選手たち!
尾形崇斗とモタ
17日、ソフトバンクホークスの育成選手だった尾形崇斗(学法石川出身)とリチャード(沖縄尚学出身)が支配下登録された。アジアウインターリーグからアピールしてきた2人が見事勝ち取ったが、これで2020年シーズンで育成から支配下になったのは5人。過去5年間を振り返っても、ハイペースで支配下への移行となっている。
ちなみに過去5年間を振り返ると、2015年が同じ時期までで最も多い人数となっている。
2019年:1人(19人)
2018年:0人(20人)
2017年:0人(14人)
2016年:0人(18人)
2015年:4人(13人)
※3月第3週までで育成から支配下へ移行された選手が対象。カッコ内はその年の育成から支配下になった選手の人数
この時期までに支配下になった選手には、堂上 剛裕(愛工大名電出身)や野間口 貴彦(関西創価出身)がいるが、期間に関係なく過去5年間で育成から支配下になった選手には14039(健大高崎出身)や周東 佑京(東農大二出身)、石川 柊太(都立総合工科出身)。さらに由規(仙台育英出身)や原口 文仁(帝京出身)も支配下に返り咲いた選手もいる。
7月31日までとなるが、今年はどれだけの選手が支配下の座をつかみ取るのか。
(文=田中 裕毅)
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