21世紀枠で出場し、甲子園で1勝を挙げている小川泰弘!選抜の投球内容が非凡そのもの
小川泰弘(成章出身)※写真は2016年
日本シリーズの第3戦に先発している小川泰弘 (成章)。今季は9勝を挙げ、通算84勝としている。そんな小川は、2008年、21世紀枠として選抜に出場している。小川の選抜での内容や、最後の夏の軌跡を振り返っていきたい。
第80回選抜高等学校野球大会
1回戦 駒大岩見沢 9回 3失点(自責点2) 8奪三振 5四球
2回戦 平安 9回 4奪三振 3失点
第90回東愛知大会
2回戦 5対4 知立東
3回戦 9対1 武豊
4回戦 5対1 碧南
準々決勝 2対1 杜若
準決勝 6対5 岡崎城西
決勝 1対3 大府
21世紀枠出場の投手が2試合続けて私学の名門相手にしっかりとゲームメイクしている小川の投球内容は歴代の21世紀枠出場校の投手の中でも突き抜けているのではないだろうか。
その後、創価大へ進学すると、体も大きく成長し、常時130キロ台だった速球は140キロ中盤〜後半をマークし、東京新大学リーグ通算で36勝を挙げ、MVPにも5度選出されるなど圧巻の実績を残した。高校時代から成長度は同世代の中でも恐ろしいものがある。
これからも東京ヤクルトのエースとして実績を残し続けるか注目をしていきたい。