兵庫県の県立学校は休校延長!定期人事異動でこのまま監督と別れがある野球部も!?
新型コロナウイルスの影響は広がるばかりです。今日(12日)は甲子園球場のある兵庫県の教育委員会が、県立学校(小・中・高・特別支援)の休校を15日までとしていたのを、23日まで延長すると発表しました。このまま春休みに突入し、24日以降は今後の状況を鑑みてすることになります。
当然ながら部活動も止まっています。(兵庫の県立学校では、補講や学習指導、来年度の準備等を行う必要があることから、3月16日から3月23日の期間中に、2日を限度に登校日の設定が認められ、登校日の活動は午前中、その後、校内において2時間以内の部活動を認められる)
高校野球に目を向けると、兵庫県高等学校野球連盟では3月31日時点で休校が1校でも残っている場合は、春季地区予選と県大会を中止する方針をHPで発表しています。
全国で共通しますが、春季大会がどうなるかと同時に、3月末は教職員の人事異動が内示されます。部活動が再開できない状況が続くと、監督や部長などの指導者が転勤になった時に、顔をほとんど合わせる機会がないままに突然の別れとなることも考えられます。また、4月になれば前触れの少ない状態で、新任の指導者を迎え入れる学校もあるかもしれません。
3月、4月は別れと出会いの季節。今年は部活動が休止していると、より寂しさを感じる季節になりそうです。
(文=松倉 雄太)
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