史上初のセンバツ中止に出場校の監督たちは主催者の苦渋の決断に理解

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2020.03.12

左から青柳博文監督、迫田守昭監督、馬淵史郎監督、吉田洸二監督

  3月11日、第92回選抜高等学校大会は史上初の中止が決まった。主催者の苦渋の決断に、出場校の監督たちも理解をしていた。

改めて各校の監督たちの意見を紹介したい。
健大高崎・青柳博文監督「このギリギリまで開催の準備を進めてくれた主催者の方々に感謝の思いです。この状況だと仕方がありません」

明徳義塾・馬淵史郎監督「残念の一言。選手たちには甲子園の土を踏ませてあげたかった。ただ人生にはいろんなことがある。これを糧にして将来につなげてもらいたい」

広島新庄・迫田守昭監督「4日に無観客でやるということの中で11日に正式発表だと思いますが、4日では「なんとかやってくれるんじゃないか」と期待をしていました。ですが、それ以降はコロナウイルスの進捗を見ると終息に向かう様子がなくて、あちこちで感染者が出ている状況を見ていると『厳しいかな』というのを正直思っていました。それが下火、減っていれば期待をしていましたが、そういう状況にならずに感染者が出過ぎている雰囲気を感じたので、なんとなく中止もあり得ると思っていました。残念と言えば残念ですが、中止と決めるだけの条件はあったと思います。
 苦渋の決断をされたと思いますが、私が同じ立場でも同じ判断を多分したと思います。ある意味では選手の健康を考えてくれた英断だったと思います」

尽誠学園・西村太監督「高野連の皆さんには、このような状況の中で力を尽くしてくれたことには感謝しているが、3月5日に(選手たちが)帰ってきて準備し甲子園があると信じてやってきた中での中止なので、選手たちの心のケアをどういう風にするか考えたい」

山梨学院・吉田洸二監督「心の中ではキツイかなと思うところがありました。
 ですが、ずっと連盟の方々とやり取りをさせていただく中で、開催に向けて本当に努力されているのが伝わってきました。(宿泊予定だった)ホテルの階数や人数などを確認されたりと、本当にご尽力をいただきました。私たちは結果を受け止めるだけです」

国士舘・永田昌弘監督「現在の社会状況を鑑みた高野連の決定ですので粛々と受け止めます。監督の立場で申し上げるとするならば、選手を甲子園という全国の舞台で戦わせてあげられず残念というのが正直なところです。選手にとっては何ものにも代え難い大会ではあります。
しかし、夏の甲子園出場を目標に切り替えていくしかありません。
硬式野球部を支えてくださっている方々に本校選手の雄姿をお見せできないのは残念ですが、夏の大会に向け頑張りますので、変わらず熱い声援をお願いいたします。」

平田・植田悟監督「本校は初めての出場ということで、甲子園で試合ができることを楽しみにして期待していましたが、それが叶わないということになりまして。残念ではありますが、日本全国の方々が病気に苦しんでいたり、命を奪われている状況なので、致し方のないことだと思っています」

大分商・渡辺正雄監督「テレビを付けていたのですが、18時前に中止の速報が出ていましたのでビックリしていました。
 スタッフ陣は驚いていましたが、みんな『嘘じゃない』と話をしていました。今となれば現実だったんだなと、けど尽力してくれた日本高野連の方々に感謝です。
 今の情勢の中で覚悟していたのですが、あまり練習で来ていなくて中止なので。夏の決勝で負けて、悔しい思いをして何とか掴んだ23年ぶりの甲子園でした。生徒たちが自分たちのせいではなく、社会情勢でこうなることは1%も考えていなかったと思うので、僕も思っていなかったです。中止になって甲子園にたどり着けなかったのは残念です。途中で会見で救済が出ていましたので、何らかの形でグランドに立たせてくれる機会があればいいなと思っています。」

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