“静寂のぺイペイ”に響いた「熱男~」 ソフトバンク・松田宣浩(中京出身)はプロ15年目も衰え知らず
ソフトバンク・松田宣浩(中京出身)
福岡ソフトバンクホークスの松田宣浩が10日、巨人とのオープン戦に「5番・三塁」で先発出場。巨人の先発・戸郷翔征から2本のアーチを含む3安打をマークし、これでオープン戦の打率を.368として好調を維持している。
まずは初回、松田はバレンティンの3ランに続いて2者連続弾をレフトスタンドにたたき込むと、コロナウイルスの影響で無観客となったスタンドへ「熱男」パフォーマンスを披露。
さらに4回、今度は1死一、二塁の場面で打席を迎えると、1ボール0ストライクからの146キロの直球をとらえて、レフトスタンドへ3ランホームランを放つ。
無人のスタンドへ、この日二度目の「熱男」を決めた。
岐阜の中京(現中京学院大中京)時代は通算60本塁打を放ち、亜細亜大でもリーグ通算15本塁打を記録。
ドラフト1位でソフトバンクホークスに入団した後も、年々成績を上げていき、球界を代表するスラッガーとなった。
今季はプロ15年目を迎えるが、ここまで衰える気配を全く見せない。
昨季は5年連続となる全試合出場を果たし、チーム2位の30本塁打も記録。持ち前の元気と打撃で打線を牽引し、チームを鼓舞し続ける。
今年は何発の「熱男」を見せるか注目だ。
(記事=栗崎 祐太朗)
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